サポーター企業の皆様

  • 京成電鉄株式会社

    鉄道本部 運輸部 営業課(※インタビュー当時)
    田中 将司 様
    今回、サポーター企業にご参加いただいた理由を教えてください。

    フォトコンテストを通じて、当社沿線の魅力をもっと多くの方々に知っていただきたいとの想いから、サポーター企業に参加させていただきました。コンテストの過去作品も拝見させていただきましたが、ユニークで洗練された構図の作品が多くて「こんなふうに見えるんだ」と率直に感じましたね。当社社員でも知らない魅力がまだまだ見つかるかもしれないと期待しています。

    京成電鉄の乗りものを撮影するにあたって、おすすめのスポットをご存じでしたら教えて
    ください。

    江戸川駅と国府台駅間に位置する京成電鉄江戸川橋梁は、河川敷に咲く季節の花と電車を一緒に撮影できる、おすすめのスポットです。電車を見上げる形になる撮影は、季節感が漂う空も背景に広がって良さそうですね。また、青砥駅と京成高砂駅間では、相互直通運転する各社の車両も含め、様々なバリエーションの撮影をお楽しみいただけます。これに限らず、沿線すべてで「こんな切り取り方があるんだ」と感じさせてくれるようなスポットを見い出していただけたら嬉しいですね。

    成田空港へのアクセスルートならではの写真も撮れそうですね。

    はい。飛行機とコラボした作品も楽しみです。空港特急「スカイライナー」のチケットと、成田空港周辺の鉄道とバスの乗車券がセットになった「スカイライナー成田周遊きっぷ」をご利用いただくと、撮影時の移動にも便利かと思います。2024年1月8日まで発売していますので、ぜひご活用ください。

    京成電鉄の沿線を舞台に、撮影会イベントも実施予定です!

    撮影会も楽しみにしています!ルールとマナーをよく守って、安全第一で撮影を楽しんで
    いただけたら嬉しいですね。

    京成電鉄株式会社

    京成グループの中核企業として、東京都区部東部と千葉県北部に鉄道路線を有し、利便性の高い公共交通機関として地域の快適な移動を提供。都心部から成田空港へのアクセスルートとして2010年7月、「成田スカイアクセス」を開業。京成上野駅と成田空港駅間を運行する空港特急「スカイライナー」は成田スカイアクセス線を経由し、在来線最速の時速160kmを走行することで日暮里駅から空港第2ビル駅までを最速36分(※1)で結んでいる。
    ※1.日暮里駅〜空港第2ビル駅間のスカイライナーの最短所要時間。

  • 富山地方鉄道株式会社

    鉄軌道部
    ご担当者 様
    今回、サポーター企業にご参加いただいた理由を教えてください。

    今年度は、当社沿線の宇奈月温泉が開湯100周年にあたる年です。1年を通じて100周年記念の催しが随時行われ、当社も記念ヘッドマークつきの車両やラッピングトレインを運行しています。また、来年は黒部ダムの新たな観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放とイベントが続き、北陸新幹線の金沢~敦賀間の開業も相まって、地元自治体と共に地域の活性化へ向けた気運の醸成を図りたい想いでこのたび参加いたしました。

    富山地鉄の乗りものを撮影する、おすすめの風景スポットを教えてください。

    当社線の営業延長は鉄軌道あわせて110.1kmあり、海・川・里・街・山、多彩な風景が沿線に広がっています。一般的には、本線の常願寺川橋梁付近で立山連峰を背にした写真がよく撮影されていますね。その他、片貝川橋梁、千垣橋梁などが有名なスポットです。個人的には、宇奈月温泉にある宇奈月谷橋梁がおすすめですね。これは千葉鉄道連隊が100年前に架橋したもので、歴史を感じていただけると思います。

    撮影スポットはふんだんにありそうですね。季節感のある風景も撮れますか?

    はい。日本の穀倉地帯でもある富山平野を走るため、夏は稲穂が青々と風になびき、秋は黄金色の穂が垂れる姿をご覧いただけます。また、富山の稲作農家では製薬や建材などの製造工場で働く兼業の方が多くいらっしゃいます。電車と田んぼ、木造駅舎、さらに工場が写り込むと、地元の営みが表現できそうです。車両も、当社オリジナル車両の他、全国各地の私鉄で活躍した中古車両を導入しているので、車両の色味と季節の色を踏まえて撮影するのも楽しいと思いますよ。

    9月には、コンテスト審査員の鉄道写真家、山﨑友也氏と共に巡る撮影会も催されますね。

    沿線を1日かけて数か所、巡ります。撮影スポットと予定スケジュールを伺った際、「さすがだなぁ」と感服しました。海あり、山間あり、平野部あり、さらに古い駅舎ありと、バランスよく予定が組まれていたんですね。沿線の魅力をじゅうぶん感じていただけますよ。

    どんな作品の応募を期待していますか?

    私どもも、日ごろから仕事やプライベートで沿線の風景を撮影しています。撮影会に参加される方をはじめご応募される方には、写真による“ちてつ観光大使”として、魅力を再発見・発信いただけたら幸いです。楽しみにしています!

    富山地方鉄道株式会社

    電鉄富山駅から立山黒部の玄関口、宇奈月温泉駅・立山駅を結ぶ鉄道に加え、富山市内を走る路面電車、市内を中心に路線網を展開するバス事業等を展開。地元では“地鉄(ちてつ)”の愛称で親しまれ、通勤通学の他、立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉など富山を代表する観光地へのアクセスにも利用されている。また、自社オリジナル車両をはじめ元西武鉄道の「レッドアロー」を改装した観光列車「アルプスエキスプレス」や、京阪電鉄から譲り受けた車両を連結した「ダブルデッカーエキスプレス」など車両ラインナップも多彩で、観光客や鉄道ファンから根強い人気を誇っている。

  • 東京バス株式会社

    沖縄営業所 所長代理
    平井 洋樹 様
    今回、サポーター企業にご参加いただいた理由を教えてください。

    カメラと写真のワールドプレミアイベント『CP+2023』にて、航空写真家のルーク・オザワさんがトークイベントの中で弊社のバスの話をしてくださっていました。そのことを伺って「ウチのバスを紹介してくれたルークさんが審査員を努めているのなら…」ということで、今回サポーター企業として参加させていただくことになりました。

    トークイベントでは『東京バスという名前だけれど、沖縄を走っているんです!』とルークさんが紹介されていましたね。

    はい。令和2年1月に東京バスグループ・沖縄営業所がオープンしました。那覇市のメインストリート、国際通りの入口を起点に那覇空港を経て、豊見城市、糸満市と南下する路線バスと、空港とホテルを直結するエアポートリムジンなどを運行しています。もともと移動の利便性がそれほど高くない地域でしたので、観光客の皆様はもちろん、地元の方々の足としてもご利用いただいています。

    沖縄を走る東京バス、その撮影におすすめなスポットをご存じでしたら教えてください。

    どの風景を切り取っていただいても、良い作品になるのではと期待しています。沖縄の青い海を背景にバスを撮れるスポットもふんだんにありますし、「豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ」で海に沈む夕陽を背景に撮影するのもよいかもしれません。また、糸満市に入ると沖縄特有の瓦屋根の家々や、さとうきび畑が広がっています。昔ながらの沖縄の風景を見い出していただいて、作品にしていただけると嬉しいですね。

    撮影対象としておすすめの車両はありますか?

    今年の7月8日から、車両後方部の屋根が開閉可能なリムジンバスの運行がスタートしました。那覇空港~琉球温泉瀬長島ホテル間を、基本は土日祝日、8月のみ毎日運行します。空港から程近いアイランドリゾートとして人気が高い「瀬長島ウミカジテラス」に向かう道中でも沖縄の風を存分に感じていただくことができますよ。タイミングがあえば、開いた屋根から上空を飛ぶ飛行機が撮影できるかもしれません。

    最後に一言、応募される方へメッセージをいただけますか?

    前回のフォトコンテストの作品もいろいろと拝見いたしまして、皆様の豊かな感性に感銘を受けています。思わず息をのむような作品もたくさんありました。ぜひ弊社のバスを撮影いただいて、沖縄の魅力の再発見につながるような作品に仕上げていただけたら嬉しいですね。今からワクワクしています!

    東京バス株式会社

    昭和29年設立。東京を中心に、貸切バスや乗合バスの運行や旅行業を展開。令和2年、沖縄県豊見城市に沖縄営業所を設立し、現在は「国際通り入口」と「琉球ホテル&リゾート」間を結ぶ「ハーレーエクスプレス/ウミカジライナー」に加え、那覇空港とホテル間を結ぶ「琉球ホテルエアポートリムジン」「瀬長島ホテルエアポートリムジン」を運行している。

  • 一般社団法人 宮古島観光協会

    寺町 萌 様
    今回、サポーター企業にご参加いただいた理由を教えてください。

    宮古島の魅力が存分に伝わることを期待して、上長含め「ぜひやりましょう!」となりました。ちなみに私自身は、ヴァル研究所の方と沖縄のオープンデータ化のワークショップでご一緒したことがあって、その際は宮古島の名産グルメでもあるヤギの話で盛り上がりました(笑)。

    宮古島の乗りもの、公共交通機関といえば、まずバスが思いつきます。

    はい。宮古協栄バス合資会社さん、株式会社八千代バス・タクシーさん、中央交通株式会社さん、合資会社共和バスさんが宮古諸島で路線バスを運行しています。主に住民の方々の足として機能していますね。街中でも、ふとした宮古島らしさ、南国らしさの中にバスが溶け込む風景が撮影できるかもしれません。観光スポットを巡るバスですと、夏の時期に実証実験として「宮古島ループバス」が宮古島と来間島(くりまじま)を循環するルートで運行しています。島と島を結ぶ全長1,690mの来間島を走り抜けるバスの姿は、宮古島特有の海の青さと相まって美しい写真が撮れると思います。来間島側には大橋を見下ろせる展望台もありますよ。その他、宮古サンセットビーチや、宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋など、魅力的な撮影ポイントがいくつもありますね。

    あと、飛行機の撮影にもトライしたいところですよね?

    そうですね。有名なのは、下地島(しもじしま)空港の通称「17END」と呼ばれるエリアです。宮古島の海の中でもひときわ美しくて、干潮時には遠くのほうまでブルーやエメラルドグリーンが幾重にも折り重なって広がります。その上を飛ぶ飛行機とのコントラストに期待したいですね。あとは宮古島の宮古空港周辺でも、三脚とカメラを構えている写真愛好家の方々をときおりお見かけします。滑走路の近くに道路があり、低空で真上を通過する飛行機の姿を撮ることができますよ。

    宮古島に撮影に行くとなったら、観光も思いきり楽しみたいですね!

    ぜひ!私は宮古島出身ですが、沖縄本島やその他の離島でも暮らした経験があります。そのうえで「宮古ブルー」と呼ばれる宮古島の海は、ひと味違うなと感じます。スマートフォンでふつうに撮影した画像を他人に見せると「加工してるよね?」と言われるのですが、いえいえ、何もしていません。見た目だけでなく、真っ白い砂を裸足で踏み歩く感触も味わっていただきたいですし、1000あると言われている御嶽(うたき)や、美味しいマンゴーをはじめとしたご当地グルメなど、島まるごと楽しんでいただけたらと思います。ぜひ皆様の作品を通じて、宮古島の魅力が伝わると嬉しいです。

    一般社団法人 宮古島観光協会

    宮古諸島の観光情報や魅力を、様々なメディアを通じて発信中。宮古島はサンゴの隆起よりできた島で、地層の水はけがよく、島全体の土砂が海に流れ込みにくい構造となっている。そのため「宮古ブルー」と讃えられる海の青さと、サンゴが自然に破砕されてできた真っ白い砂浜が広がっている。宮古島、来間島、池間島、伊良部島、下地島の4島が3つの長い橋で結ばれているため、気軽に離島へアクセスできる点も魅力のひとつ。また、日常生活や祭事で神々に祈りを捧げる習慣も色濃く残っている。

  • 大分バス株式会社

    バス事業本部 乗合営業部 乗合課
    松木 雄太郎 様
    今回、サポーター企業にご参加いただいた理由を教えてください。

    特定の乗りものだけではなく、バスをはじめ電車や飛行機、船など、公共交通全体を盛り上げるためのコンテストという主旨をお聞きして、賛同させていただきました。ご承知のとおり、公共交通は利用していただかないと途絶えてしまうものです。サポーター企業となることで、少しでも日本全体の公共交通を盛り上げる力になれれば、という想いですね。

    大分バスを撮影するにあたって、おすすめなスポットをご存じでしたら教えてください。

    大分バスは、大分市内を中心に大分県中部・南部で路線バスを運行しています。関サバ・関アジで知られている佐賀関の海に沿って走る路線もありますので、海とバスの風景の写真にも期待したいですね。また、大分市内の野津原地区というところは山間に位置しており、昔懐かしい日本の田園風景が広がっています。その中をぽつんと走るバスの姿も素敵な情景になると思われます。秋の紅葉も素晴らしいですよ。一方で、夏らしいスポットだと、バス停名にもなっている「日吉原レジャープール」。バスの車窓からウォータースライダーが見えますし、脇には日豊本線の線路も走っていますので、公共交通を含めた夏らしい一コマが撮れるかもしれません。

    いろいろなところを撮影して巡りたくなりますね!

    ご利用いただく際は、1日乗車券が便利かと思います。大分市内中心部の「ミニ」と、大分市内路線ほぼ全線で乗降できる「ワイド」がありますので、目的に沿ってご利用ください。また、大分を訪れた際には、先程述べた関サバ・関アジをはじめとした海産物や「とり天」、魚の切り身をヅケにしてご飯に乗せた「りゅうきゅう丼」、「にら豚」などのご当地グルメもぜひ味わってみてほしいですね。当社の運行路線とは異なりますが、別府や湯布院にも足を運んでいただき、大分の旅を満喫いただけたらと思います。

    最後に一言、応募される方へメッセージをいただけますか?

    「公共交通をこれからも利用したい」「このバスに乗って、車窓からの風景も眺めてみたい」と感じさせてくれるような作品を、心から期待しています!

    大分バス株式会社

    昭和12年の設立以来、地元・大分の公共交通として運行を続け、乗合バスの運行エリアは大分市内を中心に、佐伯市、臼杵市、豊後大野市など県中南部に及ぶ。バスの保有台数は約250台で、県下最大級。大分と神戸、大阪、京都、長崎、熊本などの都市間を結ぶ高速・特急バスも運行中。