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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2011年02月号










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「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
“格付け”で世界的に名高い「ミシュラン」による旅行ガイド「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」が発行されたのは2007年4月。この中で、最高ランクの“三ツ星”に指定された効果もあってか、高尾山観光が大いに注目を集めている。

春の新緑、夏のビアガーデン、秋の紅葉、そして新年の初日の出と初詣。都心からのアクセスも良く、一年を通じて多くの人々が押し寄せる高尾山だが、今の季節の風物詩といえば、まずは「冬そば」だ。

高尾山の名物は、そばの上におろしたてのとろろをのせた「とろろそば」。古くから信仰の山として知られた高尾山において、登山で疲れた参拝客に精を出してもらうべく、消化吸収の良いそばにとろろをあしらったのが始まりなのだとか。現在も、山麓から山頂まで、多くのそば店が営業している。

そんな高尾山の冬そばを堪能してもらうべく、京王電鉄と「冬そばキャンペーン」実行委員会は例年「高尾山の冬そばキャンペーン」を実施している。今年で9回目を迎える同キャンペーンの期間は3月31日(木)まで。京王線・井の頭線全駅で配布している「高尾山そばマップ」には100円割引クーポン券が3枚付いており、マップに掲載されている19のそば店にて、500円以上のそば・うどんを食べる際に使うことができる。さらに、マップ内のスタンプカードで各店のスタンプを3つ集めると、高尾山商店会共通のお食事・お買い物券や京王観光日帰りバス旅なども抽選で当たる仕組みだ。

ひとえに「とろろそば」といっても、各店それぞれの個性が伺える。一度にたくさんのそばを平らげることはなかなか難しいかもしれないが、日を改めて各店の味を食べ比べてみるのも一興だ。参加19店のそば処で500円以上のそば・うどんを食事した利用客には、会計時に「全店制覇チャレンジ」と宣言し、オリジナルスタンプの押印をもらおう。「全店制覇賞」として「そば処19店制覇認定証」が贈られる。

ぜひとも、この冬は高尾山に“そば詣で”に訪れてみてはいかがだろう。
今でこそ、手軽な登山のイメージが強い高尾山だが、かつては山岳信仰の聖地、すなわち“霊山”として信仰を集めてきた。その象徴が、今もなお多くの山伏が修行を行っている高尾山薬王院有喜寺。

開山は744年といわれているので、じつに1200年以上もの歴史がある。山伏とゆかりの深い天狗の像があることでも有名だ。

2月の行事は、2月3日(木)に薬王院の大本堂で開かれる節分会。歳男、歳女に加え、大相撲の力士や人気俳優が例年豆まきに参加している。さらに2日後の2月5日(土)には、午後1時から境内で「高尾山献上そば行列」が開催。高尾山のそば店が、新年のそばや自然薯など、農作物の豊作を祈るため、そばを打って薬王院に献上する。
この「高尾山献上そば行列」の開催日に合わせて例年運行されるのが、ヘッドマークを付けた「高尾山冬そば号」。

都営新宿線大島駅から京王線高尾山口駅間を走る臨時急行列車だ。大島駅を9時40分に発車し、高尾山口駅に着くのが11時16分。乗車に際して、事前予約は必要ない。

また、北野駅から高尾駅間の「高尾山冬そば号」車内では、ノベルティ引換券が一人一枚配られる。この引換券を持ち、高尾山口駅まで乗車した際には「乗車記念オリジナルマイ箸」を引換券と交換する仕組みだ。交換は、高尾山口駅改札外の引換特別ブースにて行われる(日時は2月5日11時16分から12時まで)。停車駅と発車時刻は、こちらで確認しておこう。

また、毎年3月の第二日曜日には、薬王院の山伏による“火の行”を公開する「高尾山 火渡り祭」が開催される。今年は3月13日(日)、午後1時から高尾山麓の自動車祈祷殿広場にて行われる予定だ。

まずは、しめ縄が張られた護摩壇に「撫で木」と呼ばれる札が積み重ねられる。「撫で木」の授与料は200円。この札に名前と年齢を書き入れ、願い事を込める習わしだ。そして点火。炎が上がり、その残り火の上を、山伏達が素足で次々と渡り歩いていく。この“火渡り”は、山伏のみならず一般の方も参加することが可能。例年、女性の姿もみられる。日程があえば、ぜひとも見ておきたい冬の高尾山の風物詩だ。

ちなみに薬王院では、精進料理を味わうこともできる。12月11日から1月10日にかけては個人の予約はできないものの、それ以外の時期であれば誰でも体験可能。2500円の「天狗膳」と3500円の「高尾膳」があり、季節に応じて旬の食材が用いられる。
春のように色彩豊かではないものの、冬ならではの魅力を備えている高尾山。赤い可憐な実をつけるアオキやミヤマシキは、淡い色彩の冬の風景の中で、ひときわ目立っている。ヤブツバキやスミレなどがポツンと咲いている姿もなかなかの風情だ。

そしてもうひとつ、意外な花がこの時期に姿を現す。ただし、花といっても“氷の花”。立ち枯れた「シモバシラ」というシソ科の植物、その根が水分を茎に吸い上げ、枯れた茎から水分がにじみ出て凍ることで不思議なかたちが造られる。高尾山の冬の風物詩のひとつだ。

高尾山の山頂をループしている5号路と呼ばれるコースや、山頂から陣馬山に抜けるコースなどで、しばしば“氷の花”が見られる。重要な要素となるのは気温と天候だ。氷が凍るということは、氷点下になることが前提。そのため、早朝から午前10時頃までの時間帯がお薦めだ。また、雨や雪が降っていると“氷の花”はできない。自然がつくる、この季節ならではの芸術を鑑賞しに出かけてみてはいかがだろう。

また、大気の澄んだ冬ゆえに、その眺望も素晴らしい。天候の良い日には、山頂から富士山や南アルプスの姿をくっきりと見ることができる。東側に目をやると、都心のビル群はもちろん、建設中の東京スカイツリーの姿も確認できる。

冬の高尾山の散策を存分に楽しみ、お腹を空かせてから冬そばに舌鼓を打つのがお薦めだ。
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2011年2月号の内容に対応
私鉄および公営は、2011年2月13日現在の時刻表に対応

 
沖縄都市モノレール
2011/02/01 運賃改定に対応
長野電鉄
2011/02/13 ダイヤ改正に対応
次回2011年3月号は、2011年2月23日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2011年2月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2011年1月26日(水)
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