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駅すぱ・どっち方面

【電車でのうっかり対決】は「乗り過ごし」に軍配!

「乗り過ごし」

「駅すぱあとアンテナ」で皆さんに「二択」していただくコーナー「駅すぱ・どっち方面」。今回の「電車でのうっかり対決・あなたはどっちが多い?」対決は、「乗り過ごし」が「忘れ物」に大差をつけて圧勝!どっちも「うっかり」ですので、実際のところ「圧"勝"」という表現はそぐわないですが・・・。

「乗り過ごし」派の皆さんのコメントは、やはり「お酒を飲んでウトウト」「本やゲーム、音楽に熱中しすぎて」という理由が大半を占めていました。しかし皆さん、本当にいいエピソードをお持ちです(笑)。乗り過ごした時は青ざめていたものの、今となっては笑い話。そんなふうに語っていただいているエピソード、ご紹介させていただきます!

『横浜で降りるはずが寝てしまい、「よこ」と聞こえた駅であわてて降りたら、「洋光台」。帰りが遠かった』
『(20年程前の経験)飲み会のあと、夜の中央線新宿発に乗って寝過ごし、西八王子で降りるところを藤野まで行ってしまった。仕方なく相模湖に向かって深夜の道路を歩いていたところ、運良くタクシーに拾われ、1万円弱で帰宅した』
『入試の当日にやっちゃいました。でも、何とか間に合いました。同じ路線なら、大阪~名古屋ノンストップがあるので、もしそれならと思うと、ぞっとします』
『その昔、北海道をワイド周遊券で旅行中に札沼線で寝過ごしました。新十津川まで乗りつぶし、その帰りに石狩当別で乗り換える予定を寝過ごし、折り返しでまた新十津川行きに。夕方に千歳から帰る予定に間に合うか時刻表とにらめっこ、結局バスで浦臼から函館線の奈井江と移動し、事なきを得ました。ただ、広大な石狩平野を行く路線バスの旅も悪くないと感じました』
『以前の住まいは犬山遊園が最寄り駅でした。乗り過ごして、当時は自動車併用だった木曽川の橋を渡る揺れで目を覚まし、何度、夜の犬山城を眺めたことか。鵜沼からは、歩いて橋を渡って帰り、名鉄ホテルの前の屋台ラーメンに寄り道したりしていました。でも、犬山城の夜景、きれいですよ!乗り過ごした後悔を和らげてくれます』
『若い頃、深酔いして新橋駅より帰宅途中の電車で寝てしまい駅員さんに起こされたところが沼津駅。勿論上りの電車もなく、お金も無く途方にくれていると親切に駅舎に泊めていただきました。翌日、自分の会社の支店を訪問して仮払金の申請をしたが信用して貰えず、上司の支店長へ電話して承認してもらい、電車賃を借用して翌日午後に出社して大目玉をくらいました。それ以降は、乗り過ごしの経験はありません』
『私の先輩談。上野で飲んで、赤羽で降りるはずが・・・翌日、青森から会社に電話「今日は会社に行けません」。夜行急行があった頃のお話。ほほえましいやら、すさまじいやら・・・』
『昔 父は乗り過ごして上野まで行ってしまい、翌日会社を休んだ(富山県のJR北陸線駅在住)』
『新幹線で新大阪から姫路まで乗り過ごしたことがあります』
『新横浜で降りたかったのに、名古屋まで行っちゃったこともあります』

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「忘れ物」いやはや、すさまじい限りです!少しの乗り過ごしならいざしらず、かつての「夜行急行列車」、現在では通勤にも使われる「新幹線」での乗り過ごしが特に恐い!

さて、お次は「忘れ物」について。皆さんのコメントを読んでいると、いくつかの法則が浮かび上がってきます。ざっと挙げてみますと、「網棚に荷物を乗せてしまう」「(置き忘れてしまうので)高級な傘は使わない」「2個以上の荷物を持っていると危険」などなど。特に2個以上の荷物を持っていて、1つを手元に置き、1つを網棚に載せておいた状態が危険なようです。皆さん、そんな状況になったら気をつけてくださいね!