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駅すぱ・どっち方面

【動物乗り物】対決は「犬ぞり」に軍配!

「犬ぞり」

「駅すぱあとアンテナ」12月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、「動物乗り物」対決。「犬ぞり」と「水牛車」の対決は、「犬ぞり」に軍配が上がる結果となりました!さっそく「犬ぞり」派の皆さんのコメントからご紹介しましょう。

  • ◇『やはりスピード感がある乗り物がいいね』
  • ◇『寒いのは苦手ですが、大雪原で風を切ってみたいです』
  • ◇『そりを引く犬が健気でかわいいから』
  • ◇『のんびり海の道を渡る「水牛車」ものどかでいいけど、寒い季節に敢えてアクティブに「犬ぞり」に挑戦するのもいいと思う。寒気を吹っ飛ばし白銀の中を思いっきり疾風すれば日頃のストレスも吹っ飛びそうだ』

“寒さ”と”興味”を天秤にかけたら、”興味”が勝った…という方が多くいらっしゃいました。あとはやっぱり、スピード感!目線が低い分、よけいにスピード感のスリルを味わえそうですよね!

  • ◇『キムタクと一緒に「犬ぞり」に乗ってみたいです』
  • ◇『南極物語の「高倉健さん」良いですネ~(^O^)』
  • ◇『テレビの「南極大陸」を見ていますが、ちょうど犬たちを置いて帰国しなければならない状態になったところで、涙が止まりませんでした。可愛い犬たちの活躍に感動していますが、この、南極でも大いに活躍した「犬ぞり」に、私も一度乗ってみたいと思います』
  • ◇『小学校2年生のときに映画館で「南極物語」を見たときからずっと憧れていて、一度は乗ってみたい!と年をとってもいまだに心に思っております。今ドラマでやっていますが、昔映画を見ながら涙したことを思い出します』
  • ◇『あの植村直己さんの世界を体験してみたい気がします。黙々と荒野を駆け抜ける姿は、なんとも素敵ではないですか!!』

TBS系テレビドラマ『南極大陸』と、1983年に公開された映画『南極物語』。さらに遡って1978年、冒険家・植村直己さんが犬ぞりを操って人類史上初の北極点単独行に成功…世代を超えて、メディアで犬ぞりの存在を知った方は多くいらっしゃるようで、今回たくさんコメントを頂戴しました。木村拓哉さんと高倉健さん、日本の”男前”を代表する2人の存在も、今回の「犬ぞり」勝利に一役買ったような気も!?

  • ◇『アラスカへ行った時に「寒すぎて犬が危険」(氷点下40度)との事で乗れなかったので、一度乗ってみたい』
  • ◇『稚内に4年ほど住んでいたので犬ぞりは懐かしいです』
  • ◇『道産子なので「犬ぞり」を50年ぶりに乗ってみたいものです。歳を考えると無理かもしれません』
  • ◇『スキーやスノーボード、雪上車やスノーモービルには乗った経験がありますが、犬ぞりはまだ乗ったことがありません。映画のワンシーンを是非、体験してみたいです』
  • ◇『わんちゃん大好き。スピード感があって、こんなのめったに乗れないから。もし、乗れたら、体重減らしときます』

体重、減らしておいてください(笑)!といいますのも、北海道で犬ぞりツアーが楽しめるからです。いくつかのツアー会社が展開していますが、そのうちのひとつ、北海道アドベンチャーツアーズさんの場合、舞台となるのは南富良野の林間地帯。1日1組の完全プライベートツアーで、初めての方でも多頭引きの犬ぞり体験ができます。犬ぞりは、ただお殿様みたいに乗っていればいいというわけでなく、カーブで体重移動したり、ブレーキをかけたり、坂道ではそりを降りて駆け上がったり、犬たちに激励の声を飛ばしたりと、実に奥深い要素を含んでいるとのこと。その分、犬たちとの一体感が生まれて、ツアーを終えたときに感動することができそうですよね。
◇北海道アドベンチャーツアーズ
それでは次に、「水牛車」を推した皆さんのコメントもご覧いただきましょう。

  • ◇『寒いところは苦手』
  • ◇『私にとって、スピードは必要ありません。暖かいところがいいです』
  • ◇『寒くないほうが良いです!北の大地より』

寒さから、沖縄の水牛車を選択した方がいちばん多かったですね。”北の大地より”というコメントは、北国にお住いの方なんでしょう。実に説得感があります!

  • ◇『牛に揺られてのーーんびり』
  • ◇『海の上を渡る非日常、みなで共有するゆったり感、いいなぁ』
  • ◇『可愛い目をした水牛の気分に任せて、遠浅の海をノンビリと渡ると心がやすまっていくのがわかります』

やっぱり、のんびりとスローライフな心持ちで過ごせるところがいちばんの魅力ですよね。水牛車そのものの珍しさに加え、遠浅の海を渡るという珍しさも見逃せません。

  • ◇『5年前に沖縄五島めぐりに行って乗った「水牛車」は浅瀬の海を対岸の島までのんびり、蛇皮線と沖縄民謡で南国の雰囲気は十分味わってきました』
  • ◇『以前この水牛車に乗りました。仕事が終わると自分で綱をはずして池に行き、水に浸かって気持ちよさそうにしている姿がかわいかったです』
  • ◇『昨年2月に妻と共に水牛車に乗りました。すべては水牛の気分次第で決まるので、渡りきる時間は分からない、ご機嫌が悪ければ牛舎に戻ってしまうとか。現地の方の面白おかしい説明に、せかせかした都会生活がバカバカしくなった一刻でした。忘れられない楽しい旅行の思い出です』
  • ◇『たまにはゆっくりと旅行がしたい。来年リタイアして毎日が日曜日、ちょっとさびしいがやることは山ほどある』

「水牛車」犬ぞりに比べると、水牛車で海を渡る体験をした方は多いようですね。それにしても、牛の機嫌が悪いと牛舎に戻ってしまうというのは知りませんでした。それも含めて、のんびりしてますね♪
水牛車体験ができるのは、沖縄・西表島から由布島間。海を渡りながら三線を引いてくれる御者(ぎょしゃ)さんもいらっしゃるようです。牛によってスピードもまちまちなのですが、海を渡る時間はおおよそ10分くらい。由布島は周囲約2kmの小さな島で、全体が亜熱帯植物園となっています。冬の寒い時期に、ポカポカとした沖縄で水牛車に乗り、熱帯の植物と戯れる…想像するだけでため息が漏れそうですよね…。キムタクと一緒に水牛車も乗りたいなぁ(笑)。
普段なかなか味わえない非日常のひとときに浸りに、犬ぞりや水牛車体験はいかがでしょう。