乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を開発・運営する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫)は2016年7月21日(木)、「駅すぱあと」が保有する経路検索機能や公共交通機関データなどを利用できるAPI※1「駅すぱあとWebサービス」の、一部多言語対応したバージョンをリリースします。
対応言語は現時点で英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、タイ語の4種類。
対応項目は「駅名」と「列車名」です。
※1「Application Programming Interface」の略で、アプリケーションを開発する際に、データや機能を呼び出すためのインターフェースを指します。開発に必要なデータや機能を呼び出すことで、それらを自力で用意することなく開発効率のアップが図れます。
■訪日外国人の増加に伴う幅広い分野からの多言語化要望
「駅すぱあとWeb サービス」は、個人や学校向けの「フリープラン」(無償)と、法人向けの「スタンダートプラン」の2種類を提供しています。エンジニアの方の趣味や大学の研究室の課題などでご利用いただいたり、様々な製品・サービスに組み込んでいただいたりと、多岐にわたりご活用いただいてきました。
近年、訪日外国人の増加に伴い、「駅すぱあとWeb サービス」利用者様より「多言語化して欲しい」というご要望を多数いただくようになりました。訪日外国人観光客向けのサービスを提供する企業からはもちろんのこと、日本への留学生を多く受け入れる大学や多国籍企業からなど、乗り換え案内の多言語対応は幅広い分野で求められています。
■英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、さらにはタイ語まで
多言語対応についてさまざまなご要望を受け、ヴァル研究所は2016年7月21日(木)より、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、タイ語に対応した「駅すぱあとWeb サービス」をリリースします。
まずは一番ご要望の多かった「駅名」と「列車名」について、日本語以外の4言語でも利用できるようにしました。
「駅すぱあとWeb サービス」利用者様からフィードバックをいただき、精度の向上や対応項目・対応言語の増強を進めてまいります。
ヴァル研究所は、今後も「駅すぱあとWebサービス」などを通して、個人・学校から法人まで、あらゆる方の開発やビジネス、製品・サービスの可能性や価値を高める支援を行ってまいります。
■多言語化した「駅すぱあとWebサービス」概要
■「駅すぱあと」について
「駅すぱあと」は、日本で最初に販売された経路検索システムです。1988年にMS-DOS版として発売して以降、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに、さまざまな利用形態に合わせた製品・サービスを展開しています。
なかでも「駅すぱあと」のデータや機能をAPIとして提供する「駅すぱあとWebサービス」は、「駅すぱあと」の新たな活用法として、さまざまな企業や大学、個人の方にもご利用いただいています。
「駅すぱあと」ブランドサイト:
https://ekiworld.net/
■「駅すぱあと」収録交通機関情報 ※2016年5月20日時点
鉄道 |
約160社、約9,200駅、約1,100路線 |
航空 |
20社、87空港、約230路線 |
船 |
約730港、約450路線 |
路線バス |
209社、約114,800停留所、約23,570路線 |
コミュニティバス |
161自治体、約18,790停留所、約1,620路線 |
高速バス |
約3,040停留所、約680路線 |
連絡バス |
約380路線 |
深夜急行バス |
約50路線 |
詳しくは下記ニュースリリースをご覧ください。