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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2013年9月号








愛知と長野を結ぶJR飯田線は、のんびりとした田園風景を楽しめるローカル線。9月半ば頃になると、車窓から野いちめんに咲く赤い花がみえる。ヒマラヤ産の蕎麦に改良を加えて生まれた「高嶺ルビー」という赤蕎麦の花だ。 いわゆる一般的な蕎麦は、白い花をつける。先駆けて咲く赤蕎麦の花は、これから収穫期を迎える前の"花祭り"の舞台だ。

9月21日(土)から10月14日(月・祝)にかけて、伊那田島駅から程近い畑で「中川赤そば花まつり」が開催される。 赤蕎麦の花の摘み取りや、赤蕎麦製品などの販売が行われるが、やはり主役はその風景だろう。中央アルプスや南アルプスを背景に、赤い花と牧歌的な飯田線の姿を眺めることができる。

■中川赤そば花まつり
http://www.nagano-tabi.net/modules/event/index.php?action=View&event_id=0000000788

10月になると、本格的な新蕎麦のシーズンの始まりだ。御嶽山麓に広がる開田高原は、標高1000m~1500mに位置する蕎麦の産地。朝と夕方に霧が立ち、昼夜の寒暖差が激しいことから、質の高い蕎麦の栽培に適している。

10月6日(日)に開催される「第31回信州木曽開田高原そば祭り」で振る舞われる新蕎麦は、香り立つ中に甘味と旨味が凝縮された逸品だ。なお、開田高原は木曽馬の産地としても知られ、乗馬などのアクティビティも盛ん。赤とんぼが飛び交う高原を舞台に、乗馬やウォーキングを楽しむ休日も充実しそうだ。

■信州木曽開田高原そば祭り
http://www.nagano-tabi.net/modules/event/?event_id=0000000287

個性豊かな品種の新蕎麦を楽しめる祭りもある。中山道の宿場が残る長和町は「信州霧山ダッタン蕎麦」の名産地。高地で栽培されるダッタン蕎麦は、別名「苦蕎麦(にがそば)」と呼ばれ、古くは漢方としても使われていた品種。一般的な蕎麦よりも、高血圧や動脈硬化予防に期待できるといわれる成分(ルチン)が豊富な点が特長だ。

このダッタン蕎麦に改良を加え、苦味を抑えたものが「信州霧山ダッタン蕎麦」。10月13日(日)には、地元の「緑の花そば館」にて「ダッタンそば収穫祭」が行われる。新蕎麦をはじめ、ダッタン蕎麦のアイスや蕎麦がきなども味わうことができる。ほのかに漂う苦味を堪能しよう。

■ダッタンそば収穫祭
http://www.nagano-tabi.net/modules/event/index.php?action=View&event_id=0000002498

11月に入ると、信州を代表する戸隠蕎麦の出番だ。40年を超える歴史を持つ「戸隠そば祭り」の「新そば献納祭」が、11月1日(金)に開催される。

会場となるのは、戸隠神社宝光社。まずは召立行列が行われ、宝光社二番館前広場では献納蕎麦の手打ち式が催される。

戸隠流蕎麦切の実演では、そば打ち名人の流れるような手さばきにも注目だ。実演した蕎麦切は、来場客に振る舞われる。打ち立ての新蕎麦の風味を存分に楽しもう。

■戸隠そば祭り 新そば献納祭
http://www.nagano-tabi.net/modules/event/?event_id=0000003486

なお、11月1日(金)から11月24日(日)にかけて、戸隠そば協同組合加盟店などで「半ざる食べ歩き手形」を販売している。半ざる券5枚、年越し蕎麦の抽選応募券などがセットになっていて、半ざる券は戸隠蕎麦屋約20店舗で利用できる仕組みだ。

有名店から隠れた名店まで、思いのままに訪ね歩いて味の違いを感じてみよう。

■戸隠そば祭り 半ざる食べ歩き
http://www.nagano-tabi.net/modules/event/?event_id=0000003003
他にも、全国各地で収穫を祝い、獲れたての味覚を堪能できる祭りがたくさんある。いくつか紹介してみよう。
18回目を迎える目黒のさんま祭りは、都内に秋の訪れを告げる風物詩。今年の開催日は9月8日(日)だ。

来場者のお目当ては、無料で振る舞われる岩手県宮古漁港直送の新鮮なさんま6000匹。いわゆる"脇役"も名産品揃いで、和歌山県みなべ町産の本格備長炭、徳島県神山町産の「すだち」、那須塩原市高林直送の大根おろしが、さんまの美味しさを際立てる。「目黒のさんま寄席」も同時開催され、お馴染みの古典落語「目黒のさんま」が上演される予定だ。インターネットやFMラジオを通じて聴くこともできるので、さんまの煙が立ち込める中、そぞろ歩きながら聴いてみてはいかがだろう。

■目黒のさんま祭り
http://www.owarai.to/meguro/
北海道厚岸郡は、全国有数の牡蠣の産地。種類の異なる牡蠣が一年を通じて水揚げされている。10月5日(土)から10月14日(月・祝)にかけて開催される「あっけし牡蠣まつり」では、牡蠣はもちろんアサリ、さんま、ホタテなど、新鮮な海の幸がズラリと並ぶ。

お好みの食材を購入した後は、会場内の有料焼き台スペースへ。その場で焼いて舌鼓を打つことができることに加え、牡蠣ラーメンや牡蠣弁当、アサリ汁などの料理も充実している。なお、まつり期間中の日曜日には、「ちびっ子あさりつかみどり」や「厚岸名産牡蠣のつかみどり」など、例年盛り上がりをみせるイベントも開催される。秋空の下、海の幸の収穫祭にぜひ足を運んでみてほしい。

■あっけし牡蠣まつり
http://akkeshi-kankou.7pm.jp/kaki-festival.htm
ぶどうの一大産地、甲州市勝沼で開かれる収穫祭。今年の開催日は10月5日(土)。収穫に感謝し、約2000kgの甲州ぶどうやぶどうジュースが無料で振る舞われる。さらに1個500円のワイングラスを購入すると、市内23社が出店する各ブースを巡って、ワインの試飲を楽しむことが可能だ。もちろんワインを購入することもできるが、ワイングラスは数量限定のため、例年午前中からの参加者が多いようだ。他にも、ステージでのライブ演奏や勇壮な神輿、「かつぬまおどり」という盆踊りが賑わいを演出。夜は山に鳥居の形が炎で浮かび上がる鳥居焼きと太鼓の演奏が行われ、祭りのクライマックスを盛り上げてくれる。家族揃って楽しめる収穫祭といえるだろう。

■ウェブサイトヘ →→→ 第60回甲州市かつぬまぶどうまつり
全国的な知名度を誇る丹波篠山黒枝豆、その収穫時期に合わせて毎年開催されている「丹波篠山味まつり」。今年は10月12日(土)から14日(月・祝)にかけての三連休に開催される。

粒が大きく、プリプリした食感と味わい深いコクが魅力の黒枝豆をはじめ、丹波栗や山の芋などの名産品も販売。また、例年「丹波篠山牛の丸焼き」や「黒豆のさや投げコンテスト」などのイベントも開催され、まさに収穫のお祭りといった賑々しい雰囲気に包まれる。お腹を満たした後は、武家屋敷や町家など、城下町の風情が残る街を散策して、秋の休日を存分に満喫しよう。

■丹波篠山観光協会
http://tourism.sasayama.jp/association/

【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2013年9月号の内容に対応
私鉄および公営は、2013年7月29日現在の時刻表に対応

東武鉄道 2013/9/1~30の平日 
野田線 岩槻駅橋上化工事に伴う一部ダイヤ変更に対応
西武鉄道 2013年9月 
9月の各種臨時ダイヤに対応
近畿日本鉄道 2013/9/1~23の土曜休日 
生駒鋼索線 秋の臨時増発ダイヤに対応
三陸鉄道 2013/9/14 南リアス線 ダイヤ改正に対応
沖縄都市モノレール 2013/9/6~11/29までの金曜 「はな金」ダイヤに対応
【 路線バス 】
以下の路線バスに新規対応
しずてつジャストライン

次回2013年10月号は、2013年9月25日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2013年9月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2013年8月28日(水)
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