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夏の疲れがたまりやすい残暑の頃は、温泉に入ってリフレッシュしたくなる。冬場なら、人里離れた山の中、雪が降り積もる温泉が恋しくなるが、今の季節は爽快な"オーシャンビュー"の温泉がふさわしい。抜けるような青空と、目の前に広がる大海原を眺めつつの入浴は、きっと心の奥底からリラックスできることだろう。
まず最初に紹介するオーシャンビュー温泉は、伊豆半島の東側、相模灘を望む「DHC赤沢温泉郷」。通販化粧品メーカー、DHCが展開するリラクゼーション施設だ。
同温泉郷にはリゾートホテルも備わっているが、首都圏から日帰りで訪れる観光客に向けた「赤沢日帰り温泉館」の充実度に注目したい。海を望む同館3階の眺望露天風呂は、横幅が25mにも及ぶ。浴槽の縁がみえない設計になっているところもポイントで、ゆったり肩まで浸かると、湯と海が一体化したような感覚を抱くことができる。
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さらに4階にも大きな岩風呂仕様の展望露天風呂(3階と4階は男女日替わり)があるうえに、サウナも窓越しのオーシャンビュー仕様。サウナに窓があること自体かなり珍しいが、そこから海が望めるとあっては、その爽快感を味わってみたくなるものだ。
さらに、家族や友人とプライベート感覚でゆっくりしたい場合は、個室もおすすめだ。4つの個室には、岩や陶器、檜、樽の露天風呂があり、こちらもオーシャンビューで入浴を楽しめるようになっている。
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DHC赤沢温泉郷では、伊豆高原駅からの送迎を行っている。首都圏から伊豆高原駅までのアクセスは、新幹線や東海道線、「踊り子号」などいくつか存在するが、おすすめは「スーパービュー踊り子号」だ。
東京駅だけでなく、新宿駅や池袋駅といった山手線の西側に位置する駅からも発着していることに加え、海に面した景色を存分に楽しめるところがおすすめの理由だ。よい眺望を確保できるよう、車両内の床を高くしたハイデッカー仕様に加え、大きく開放感のある窓。まさに"スーパービュー"を体感することができる。
■DHC赤沢温泉郷
http://top.dhc.co.jp/akazawa/ |