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東京スカイツリーの開業と同時に、にわかに東武鉄道にも注目が集まっている。今年3月、東武伊勢崎線の浅草・押上~東武動物公園間の路線愛称が「東武スカイツリーライン」となり、業平橋駅が新たに「とうきょうスカイツリー駅」として生まれ変わった。
同鉄道の象徴といえる特急「スペーシア」もリニューアルを果たしている。特徴的なのは外観のデザインだ。東京スカイツリーのライティングデザインである優美な江戸紫色「雅」、隅田川の水をモチーフとした淡いブルー「粋」の2パターンに加え、これまで採用されていたサニーコーラルオレンジをあしらったパターンも登場。そこで今回は、今の季節にふさわしい東武沿線の名所をご紹介しよう。 |
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東武鉄道の歴史が詰まった鉄道ミュージアム。とうきょうスカイツリー駅の2つ隣の東向島駅に隣接しているため、スカイツリー見物の際に気軽に立ち寄れる。館内には8つのコーナーがあり、ノスタルジックな雰囲気が漂う蒸気機関車や5700形モハ5701号(ネコひげ)をはじめとした実物車両など、貴重な資料が多数展示されている。他にも、関東平野をイメージした横14m、奥行き7mの大パノラマにHOゲージが走るショーや、電車やバスのシミュレーションも人気だ。また、東向島駅のホーム下に位置する「ウォッチングプロムナード」からは、実際に走行している電車の車輪部分やモーターなどを間近に見ることが可能。普段なかなかお目にかかれない角度から電車を観察することができる。
■東武博物館
http://www.tobu.co.jp/museum/ |
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錦糸町方面からのんびりと散歩しながら東京スカイツリーを目指すなら、錦糸町駅の西側から業平橋まで、南北にまっすぐ続く大横川親水公園を通りたいところ。もともと川だったところを埋め立てた公園で、豊富な緑と菖蒲が植えられた湿地、小川でザリガニ釣りに興じる子ども達など、ほのぼのとした風景が次々と広がっている。スカイツリー付近は川がそのまま残っていて、全長130mほどの釣り堀になっている。鯉などの魚が釣れるが、餌や道具類は各自持参することが前提。スカイツリー詣でに釣竿持参というのもなかなか面白いかも!?
■大横川親水公園魚つり場
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/kouen/ooyokokawa.html
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東武伊勢崎線の茂林寺前駅が最寄り駅となる「ザ・トレジャーガーデン(旧・野鳥の森ガーデン)」では、春から秋にかけて四季折々の花が咲き誇る。見頃を迎えているのは約25万株の芝桜。例年4月上旬から5月上旬にかけて開花し、ピンクのグラデーションが野を埋め尽くす姿が圧巻だ。同時に「青のガーデン」では、青系の芝桜やネモフィラ、ルピナスなど約22万株の花々が咲き、4月上旬から5月上旬にかけて、野いちめんが澄んだ湖面のような淡い水色を放つ。その他、日本最大級のロングボーダーガーデンには宿根草をはじめとした季節の花々が咲き、のんびりと散歩するにはもってこい。花と戯れるゴールデンウィークを過ごしたい方におすすめだ。
■ザ・トレジャーガーデン
http://www.sibazakura.com/
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動物園と遊園地が一度に楽しめるスポットとして人気の東武動物公園。動物ゾーンでは、迫力満点のホワイトタイガーをはじめ、ガラス越しに迫るライオンや間近で観察できるペンギン舎など、工夫を凝らした展示を行っている。一年を通じて、常時200匹以上の蛍の光を満喫できる「ほたリウム」は、世界でも珍しい劇場型蛍鑑賞施設だ。遊園地ゾーンでは木製コースターや水上コースター、大観覧車などのアトラクションが目白押し。園内には四季折々の花も咲き、人気ヒーローのアトラクションも随時開催中。一日では遊びつくせないほどの魅力が詰まっている。
■東武動物公園
http://www.tobuzoo.com/ |