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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2010年12月号










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「駅すぱあとアンテナ」編集部
12月4日、これまで下りの終点が八戸駅だった東北新幹線が延伸。新たに開業する七戸十和田駅を経て、新青森駅まで到達するようになる。最新車両「はやぶさ」(E5系)がデビューする来年3月までは「はやて」(E2系)がその役目を担う。 では、東北新幹線の延伸によって、どんな観光地に行きやすくなったのか?夏の「ねぶた」が有名な青森だが、冬の見どころも実に豊富ゆえ、おすすめの観光スポットをご紹介してみたい。

まずは、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。来年の1月5日、JR青森駅のすぐそば、海沿いにオープンする新たな施設だ。ねぶたの歴史がわかるコーナーをはじめ、実際に夏の「青森ねぶた祭り」に出陣したねぶたなどが巨大な吹き抜けホールに展示される。ねぶた祭りの季節以外でも、その臨場感が満喫できるというわけだ。

新青森駅からバスで約7分ほどの距離にある三内丸山遺跡も、青森を代表する観光スポット。縄文前期から中期にかけての遺跡としては日本最大級の規模を誇る。敷地内には大型掘立柱建物が復元され、数々の出土品は「縄文の丘 三内まほろばパーク縄文時遊館」に展示されている。

また、お腹が空いたらぜひとも行ってみたいのが、昭和40年代より市民の台所として賑わってきた古川市場。青森駅から徒歩5分ほどの距離に位置し、獲れたての魚介類はもちろん、ねぶた漬けや飯寿しなども揃っている。ここで食べたいのは「のっけ丼」。最初にどんぶりご飯を購入して市場を練り歩き、好みの具を好きな量だけ購入してご飯の上に乗せるシステムだ。魚介類はもちろん、惣菜やお肉を乗せてもOK。自分だけのオリジナル丼に舌鼓を打てる。
■「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のホームページはこちら
■三内丸山遺跡のホームページはこちら

■古川市場のホームページはこちら
せっかく冬の北国に来たのなら、白銀が広がる大自然を存分に満喫したいところ。青森駅からJRバス「みずうみ号」を利用すれば、八甲田、奥入瀬、十和田湖と、北東北屈指の名勝地へアクセスすることができる。

青森駅からバスで約1時間、八甲田にたどり着く。いざ、八甲田ロープウェーを利用して、約10分で標高1324メートルの田茂萢岳山頂へ。ここから眺める景色は一見の価値がある。岩木山や陸奥湾など360度の大パノラマが広がるだけでなく、巨大な怪物のようにみえる樹氷が雪原に点在。他の地域でも樹氷はみられるが、八甲田の樹氷ほど迫力に満ちた姿はなかなか見られないといわれている。さらに八甲田では、スノーシューを履いてトレッキングを楽しむ人も多い。八甲田ロープウェーでは用具のレンタルなどを含む予約制のツアーを実施しているので、興味のある方は問い合わせてみよう。
トレッキングで心地よい汗を掻いたら、八甲田山中にある温泉宿「酸ヶ湯」へ。江戸時代から湯治場として賑わう同温泉の名物は、総ヒバ造りの“ヒバ千人風呂”。160畳もの浴室に、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽があり、湯けむりと東北の風情が巨大な浴室内に満ちている。立ち寄り入浴は午前7時から午後5時半まで。また、酸ヶ湯の宿から徒歩7分程のところには「まんじゅうふかし」と呼ばれる「ふかし湯」がある。高温の温泉蒸気に満ちた木箱に腰かけて、身体を芯まで温めるもので、子宝の湯とも呼ばれている。
さらに足を伸ばして、名勝・十和田湖へ。十和田湖では、2月4日から27日まで「十和田湖冬物語2011 雪と光のファンタビスタ」を開催する。湖畔に建つ有名な乙女像が幻想的にライトアップされるほか、天然温泉の足湯、かまくらの中でお酒が楽しめる「かまくらBAR」、郷土料理が食べられる「食彩ドーム」、津軽三味線のライブ、雪上車の市場体験など、まさに北国のいいとこどりなイベントが目白押し。さらに期間中毎日、冬花火が打ち上げられる。冬の澄んだ空気の中で打ち上げられる鮮明かつ幻想的な花火は、ぜひ一度眺めておきたいところだ。
■八甲田ロープウェーのホームページはこちら
■「酸ヶ湯」のホームページはこちら
■十和田湖国立公園協会のホームページはこちら
北東北といえば、魅力溢れるローカル線の宝庫でもある。車窓から雪景色を眺めつつ、車内に居合わせた人々の訛りを耳にすると、否が応でも旅情を誘うことだろう。

まずご紹介したいのは、津軽半島を南北に走る津軽鉄道だ。12月1日から3月31日までの期間は、客車に昔懐かしいダルマストーブが設置された「ストーブ列車」が日中に2往復、津軽鉄道線を走る。天候によっては、降り積もった雪が強風で舞い上がる津軽名物「地吹雪」が車窓から眺められることもあり、北東北を旅していることをひしひしと感じさせてくれる。

途中下車をおすすめしたいのは金木(かなぎ)駅。五所川原市金木地区(旧金木町)は津軽三味線発祥の地といわれている。この地にある津軽三味線会館では、三味線や歴史資料の展示をはじめ、毎日三味線ライブが行われている。また、文豪・太宰治の故郷でもあり、その生家が太宰治記念館「斜陽館」として残っている。
JR五能線も、東北を代表するローカル線だ。冬の日本海の荒波が車窓に広がり、まさに演歌の世界を地でいく風景が堪能できる。臨時快速「リゾートしらかみ」も走っているが、もし時間に余裕があるなら普通列車に揺られて旅をするのも悪くない。雪原にポツンと現れる駅舎の風情も存分に味わえることだろう。ちなみに、右下の写真は青森県西津軽郡深浦町にある不老ふ死温泉。JR五能線の艫作(へなし)駅が最寄駅となっている。日本海の海岸にせり出した露天風呂は、まさに絶景の一言。美しい夕日が沈む姿も、湯に浸かりながら堪能することができる。
弘前駅と黒石駅を結ぶ弘南鉄道弘南線は、りんご畑と田園地帯をゆく、のどかな鉄道。沿線の平賀駅のある青森県平川市はりんごの産地として知られている。この地にある南田温泉ホテルアップルランドの名物は、甘酸っぱいりんごの香りが湯殿に広がる「りんご露天風呂」。りんごが浮かぶ足湯もあり、他ではなかなか味わえない体験ができる。終点の黒石は、歴史情緒を感じさせてくれる古都。伝統的建造物が残る中町通りの「こみせ」は、いわば江戸期のアーケード。「日本の道百選」にも選ばれている。2月12日・13日には「冬のこみせまつり」を開催。こみせがライトアップされ、ミニかまくらや雪だるまに1000本のろうそくを点灯する。津軽三味線や郷土民謡の演奏も行われ、冬の古都が華やぐイベントだ。
■津軽鉄道のホームページはこちら
■JR東日本 秋田支社(五能線)のホームページはこちら
■弘南鉄道のホームページはこちら
次回2011年1月号は、2010年12月22日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2010年12月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2010年11月24日(水)
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