ユーザーサポート

駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2010年2月号










いつも『駅すぱあと』をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部
歴史情緒溢れるレトロな街並みと、洗練された都市の風景。「むかし」と「いま」が混在する街といえば、北九州門司区に広がる「門司港レトロ」だ。

2月6日(土)から3月28日(日)にかけて、この地を舞台に冬の一大イベント「ふぐと灯りとひなまつり」が開催される。イベントの名の通り、見どころは大きく分けて3つ。まずは“灯り”から紹介しよう。

期間中毎日行なわれているのが、門司港レトロ地区一帯の約100本の樹木に施されたイルミネーションだ。さらに、JR門司港駅には「ふぐツリー」が、旧門司三井倶楽部には「シンボルツリー」が出現する。 樹木にイルミネーションを施すこと自体は、昨今どの地域でも行なわれていることだが、やはりレトロな街並みとマッチした幻想的極まりない風景は、この地ならではのもの。また、瀟洒な西洋建築自体も、期間中はライトアップされる。旧大阪商船、旧門司三井倶楽部、旧門司税関、国際友好記念図書館、JR門司港駅、門司港レトロ展望室、海峡ドラマシップ、九州鉄道記念館などの建物が、温かみある光を帯びて、絵画のように浮かび上がる。

港もまた、“灯り”の対象だ。第一船だまり一帯を舞台に期間中毎日、17時から22時にかけて「ナイトファンタジー」と題した光のパフォーマンスが繰り広げられる。照明プロデュースを担うのは、東京駅や横浜ベイブリッジなども手掛けている世界的な照明デザイナー、石井幹子氏。水辺に乱反射した光が生み出す「綾」に、ぜひとも酔い痴れたい。
さてお待ちかね、お次は“ふぐ”だ。山口県の下関と同様に、関門海峡を望む門司港もまた、名だたるふぐの名産地。界隈には比較的安価で食べることのできる料理店が多数あり、イベント期間中は門司港の約20の飲食店で、和・洋・中・イタリアン等、様々なジャンルの創作ふぐ料理を楽しむことができる。

さらに、2月7日(日)に門司港を訪れた人はラッキーだ。この日の11時から16時にかけて、レトロ中央広場にて「ふぐ祭り」が開かれる。「ふぐのにぎり」や「ふぐのライスバーガー」「ふぐグラタン」など、ふぐを使った料理の出店が並ぶ。特筆すべきは、門司港の老舗料理店が共同で作り上げる「ふぐ大鍋」と「あんこうの大鍋」。それぞれ1杯ずつのセットがなんと、300円(限定300セット)。冬を代表する味覚がいっぺんに味わえるとあって、行列ができるのは必至だ。

13時と15時からは、昨年好評を得た「とらふぐのさばき」の実演が行なわれる。丸々と太ったふぐが料理人の見事な手さばきで刺身になっていくさまを、間近で眺めることができる。

ちなみに「ふぐ祭り」の前日、2月6日(土)の11時30分からプレイベントとして、門司港駅前の噴水広場で「ふぐ鍋の振舞い」が行なわれる。こちらは1杯150円で、先着300名限定だ。

最後に紹介するテーマは“ひなまつり”。

イベント期間中は毎日、多種多彩なひな飾りを旧門司税関や旧大阪商船など門司港レトロの各施設や、栄町銀天街などで見ることができる。注目したいのは、明治、大正、昭和、平成と、各時代に作られたひな飾りが登場するところ。

明治や大正の飾り雛を眺めていると、街そのものに漂うレトロな雰囲気と相まって、なんとも情感豊かな時間を過ごすことができる。

また、期間中は関門海峡ミュージアム1階の多目的ホールにて、「おきあげ展」が開催される。「おきあげ」とは、厚紙を土台にして、色とりどりの布地を使った押し絵細工のこと。

ひな人形を中心に歌舞伎の題材をモチーフにした作品など、およそ100点あまりを展示。江戸や明治に作られた貴重なものもあるので、ぜひとも足を運んでみてはいかがだろう。
福岡県北九州市門司区 門司港レトロ界隈
093-332-0106(門司港レトロ倶楽部)
門司港の魅力はレトロな街並みだけではない。

門司港レトロ地区に隣接する和布刈(めかり)地区は、瀬戸内海国立公園の一部に指定されている景勝地。関門海峡の雄大なパノラマを目の当たりにできる和布刈公園をはじめ、ノーフォーク広場や和布刈神社、門司城跡など、実に見どころがたくさんあるのだ。

門司港レトロ地区から和布刈地区は、距離にすると2Km強。歩くには若干遠い距離といえるかもしれない。そこでおすすめしたいのが、この区間を結ぶ観光列車「潮風号」(路線名愛称:やまぎんレトロライン)だ。

もともと、この区間には石炭などを運ぶ貨物線が通っていたが、平成17年に運行休止となった。代わりに観光名目の路線を、ということで昨年から潮風号の運行が始まった。JR門司港駅の改札を出て右側にある九州鉄道記念館駅が始発駅で、終着駅は関門海峡めかり駅。駅数は4つで、区間距離は2.1Kmと短い。片道およそ15分なので、のんびりとした鉄道の旅が楽しめる。

2010年の運行は、3月13日(土)よりスタートする。公式ホームページの運行計画をチェックして出かけよう。

また、ぜひともおすすめしたいのが、「潮風号」やバス、船を乗り継ぐ「関門海峡一周の旅」だ。

まずは、「潮風号」で関門海峡めかり駅へ。ここから10分ほど歩いたところに「関門トンネル人道入口」がある。世界的にも珍しい歩行者用の海底トンネルで、全長は780m。通行料は無料だ。

15分ほど歩くと下関に着くので、サンデンバスの「みもすそ川」バス停から「唐戸」バス停へ。この間は約5分程度で、日中は1時間に10本以上運行している。そして、下関唐戸から関門汽船に乗って海を渡り、門司港へ戻ってくる。うまく接続できれば小一時間程度で、関門海峡を一周できてしまうのだ。

これら交通手段の乗車券に加え、和布刈公園を一周する「めかり絶景バス」(ボランティアガイドの説明つき)の乗車券がセットになった、お得な「関門海峡クローバーきっぷ」も発売されている。門司港を訪れた際は、ぜひ利用してみよう。
福岡県北九州市門司区
093-331-1065(平成筑豊鉄道 門司港事業所)
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2010年2月号の内容に対応

東武鉄道  2010/02/06~2010/03/28 
臨時ダイヤに対応
伊勢崎線、日光・鬼怒川線
2010年2月6日(土)~3月28日(日)までの土休日は、臨時特急列車 (JR相互直通特急含む)の増発及び一部列車の時刻変更が行なわれます
  【 航空 】
航空ダイヤは、2010/01/01~2010/03/31の期間に対応
航空運賃は、2010年1月20日時点での特定便割引を含む運賃料金に対応
次回2010年3月号は、2010年2月24日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2010年2月号
メールマガジンの登録、変更、停止
お手持ちの『駅すぱあと』登録番号とパスワードをご用意ください。
https://secure.ekiworld.net/eworld/menu/menu.do?event=18
発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2010年1月27日(水)
このメールは『駅すぱあと』の登録ユーザーの方でメール配信を
ご希望されたお客様にお送りしています。
このメールをご覧になる際の環境は、次のとおりです。
(一部環境で正しく表示されないことがあります)
【Windows】
●OS:Windows 2000/XP、Windows Vista、Windows 7
●メーラー:Outlook Express 5.5以上、Windows メール 6.0以上、Windows Liveメール
●ブラウザ:Internet Explorer 6.0以上
【Macintosh】
●OS:9/10
●メーラー:Mail
●ブラウザ:safari

※HTML版「駅すぱあとアンテナ」をOutlook Expressでご覧いただいている方が
Microsoft Windows XP Service Pack2 以降をインストールしますと、画像表示がされない場合があります。
画像表示をさせる方法につきましては、下記URLより「駅すぱあとWORLD」のQ&Aをご覧ください。
https://ekiworld.net/faq/index_s.php?id=168&an=7

お客様の個人情報は、責任をもって管理いたしておりますが、個人情報保護法の施行に伴い、
改めて当社の個人情報保護方針ならびにポリシーをご案内させていただきます。
<個人情報保護方針>
http://www.val.co.jp/privacy.html