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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2009年10月号










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「駅すぱあとアンテナ」編集部
たとえ東京をよく知る人でも、「どこから見るか」によって、まったく違う東京の表情が見えてくる・・・そんなことを強く感じさせてくれるのが、水上バスでの散策だ。

今回ご紹介したいのは、東京都公園協会が運航している水上バス「東京水辺ライン」。隅田川に荒川、東京湾を行き来する東京水辺ラインには定期・不定期便含め、いくつかの航路があり、季節に応じた多彩なイベント便も出航。東京“水上”散歩を楽しむ家族連れやカップルなどで賑わっている。

水上バスでの散策の魅力は、なんといっても川べりの風景にある。下町情緒を色濃く残す隅田川上流。スタイリッシュなビルが立ち並び、異世界を思わせるお台場周辺の東京湾。さらに季節によって、春であれば河川敷に立ち並ぶ桜並木、秋なら色づく紅葉なども楽しめる。日々刻々とその表情を変える風景を、のんびりと船に揺られながら眺められるというわけだ。

そしてもうひとつ、ひそかな楽しみといえるのが「橋」ウォッチングだ。隅田川には現在およそ30もの橋が架かっており、デザインもそれぞれ異なる。かつては“跳ね橋”として開閉していた勝鬨橋、夜間の青いライトアップが美しい永代橋、3連アーチの厩橋など、独自の特色を持つ橋のオンパレード。重要文化財に指定された橋もあり、さながら“橋の博覧会”の様相を呈している。極めつけは、東京湾に架かるレインボーブリッジだ。

また、フランスの企業が設計を担当した中央大橋の橋脚には、フランス人彫刻家によるオブジェが据えられている。これは、後にフランス大統領となったシラク氏がパリ市長だった頃、友好の証として寄贈されたもの。河川の方面を向いているため、水上バスから眺めるほうが、ある意味「正しい見方」といえるだろう。ちなみに、このお礼として日本からは屋形船を寄贈したとのこと。日本びいきで知られるシラク氏ゆえ、大いに喜んだことだろう。
東京水辺ラインの主だったおすすめコースをご紹介。天候、潮位等により欠航およびコース変更する場合もあるため、乗船の際には必ず東京水辺ラインのホームページで運航状況を確認してから出かけよう。


両国とお台場を結ぶ同クルーズには、定期便と不定期便の2種類がある。運休日の月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始を除き毎日運航中だ。

両国といえば、なんといっても両国国技館、さらに江戸の文化を垣間見ることができる江戸東京博物館が見どころスポット。相撲と江戸文化、双方に触れる前にお台場から水上バスで出発、というのもなかなか風情がありそうだ。

また、両国とお台場海浜公園、双方の間にも、いくつかの発着場がある。「越中島」には東京都最大の八幡さまといわれる富岡八幡宮や、江戸の風情を味わえる江戸深川資料館があり、「桜橋」からは浅草寺や向島百花園にもアクセスできる。とりわけ向島百花園では現在、萩の開花がピーク。さらに10月2日(金)から4日(日)にかけては夕方から月見の会が催される。例年11月半ばから12月にかけては紅葉も見事。水上バスをぶらりと途中下車して紅葉狩りに出かけてみてはいかがだろう。

途中下車スポットとしてもうひとつおすすめしたいのは「浜離宮」発着場。浜離宮恩賜庭園もまた、都会の真ん中でところどころ紅葉する自然の美に触れることができる。高層ビルと自然、さらに「和」が融合する、稀有なスポットだ。ちなみに、そのまま庭園に船が着くことになるため、ここでの乗下船時は入園料がかかる。


同コースはお台場と葛西を結んでいる。お台場といえばフジテレビをはじめ、複合型のショッピングモールとして賑わっているアクアシティお台場やデックス東京ビーチなど、一日遊ぶのに事欠かない施設が揃っているが、さらに充実した一日を過ごしたいなら、東京水辺ラインの「シーサイドコース」を利用しよう。水上バスに乗って、海から眺めるお台場は壮観の一言。晴れた日には心地よいこと、この上ない。そのまま葛西方面へ向かい、「葛西臨海公園」発着場で下船して、広大な芝生と人工の渚が広がる葛西臨海公園や、葛西臨海水族園を楽しむことも可能だ。「ダイヤと花の大観覧車」に乗れば、東京を水辺から、空からと一度に楽しめる休日となる。

また、「お台場海浜公園」発着場から、船の科学館へのアクセスも可能。海と船の文化をテーマにした同科学館には、南極観測船「宗谷」や
青函連絡船「羊蹄丸」なども停泊しており、その勇姿は水上バスからも見ることが可能だ。その近くにある日本科学未来館にも訪れたい。最先端の科学技術、とりわけ宇宙関連の展示が充実しており、プラネタリウムもある。有名なヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」も見ることができ、子どもから大人まで、楽しみながら学べるようになっている。

お台場から船の科学館、そして葛西に至るまで、レジャー三昧の欲張りな一日を過ごしたい人にとって、東京水辺ラインの「シーサイドコース」はかなりおすすめだ。
先に紹介した「両国・お台場クルーズ」と「シーサイドコース」を合体させたようなコースが「TOKYO ベイコース」。両国と葛西を結び、途中で浜離宮やお台場、東京ビッグサイトに立ち寄るコースだ。

また、途中で下船せずに、水上バスそのものを楽しみたい方には「両国レインボーブリッジ周遊」がおすすめ。両国から出発し、レインボーブリッジを通過後にUターンして再び両国へ帰ってくるコースだ。こちらは土・日・祝日の不定期運航のため、乗船の際は必ず問い合わせてから出かけるようにしよう。

便数が少ないが、魅力的な特定便もある。隅田川から東京港、荒川、荒川ロックゲート、隅田水門を巡る「江戸東京 ぶらり旅」や、さらに河川を遡って小豆沢や荒川遊園をぐるりと巡る「いちにち ゆらり旅」などは人気の的なので、前もって予約をしておこう。
夕闇をゆく水上バスや、お食事つきの「宴便」も!!昼間とは違った魅力を放つ、夜の東京湾。夕闇の中を水上バスで巡りたい方には、両国とお台場間を結ぶ「トワイライトクルーズお台場」が最適。

ライトアップされた橋梁や、ダイヤモンドのような輝きをみせるベイエリアの夜景。土・日・祝日の不定期運航なので、事前に確認してから出かけたい。なお、夜景を眺めつつ食事したい方は、大人15名より貸切となる「宴便」を使うのもいいだろう。両国から出発し、レインボーブリッジをUターンして再び両国に戻るコースだ。

さらに、季節に応じた様々なイベント便を用意しているのも東京水辺ラインの魅力のひとつ。相撲の親方の案内で両国国技館を見学できたり、老舗料亭の会席料理などがセットになったイベント便などもこれまでに登場し、人気を博してきた。興味のある方は公式ホームページで確認し、問い合わせてみよう。
03-3232-3011(財団法人 東京都公園協会)
次回2009年11月号は、2009年10月28日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」2009年10月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2009年9月30日(水)
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