駅すぱあとアンテナ（メールマガジン）

2009年7月号

いつも『駅すぱあと』をご愛用いただき、誠にありがとうございます。 「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、（株）ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。 「駅すぱあとアンテナ」編集部

2008年5月、青森市の青森高速船ターミナルで就航式が行なわれ、津軽海峡をゆく海上交通のニューフェイスとして登場した「ナッチャンWorld（ナッチャンワールド）」。一足お先に登場していた「ナッチャンRera（ナッチャンレラ）」の姉妹船である。可愛い名前ではあるが、その性能は最新鋭。従来船に比べ、青森港～函館港間の所要時間が格段に縮まった。 最先端の技術が注ぎ込まれ、快適な船旅ができるとあって人気を博していた同フェリーだが、同年10月末、「ナッチャンWorld」「ナッチャンRera」の両フェリーの運航が休止。折からの燃料高騰の影響である。その後、青函航路の在来船は東日本フェリーから津軽海峡フェリーに受け継がれた。 しかし今年、函館港は開港150周年を迎えることもあり、高速フェリーの復活を望む声が各方面から上がり始める。そこで津軽海峡フェリーは、期間限定で「ナッチャンWorld」の運航を決定。青森港～函館港間に、その勇姿が復活する。 運航が始まるのは7月18日から。7月31日までは1日1往復。8月1日から8月23日の間は1日2往復となり（但し、8月1日、8月23日は運休あり）、8月24日から9月30日は再び1日1往復となる。在来船の場合、青森港～函館港間の所要時間は3時間40分程度。「ナッチャンWorld」は、もともと1時間45分（夏季）で行き来していたが、今回は航行時に生じる曳き波を、漁業に影響が出ないよう最小限にとどめるため、少しゆっくり運航することになった。それでも2時間45分となり、在来船より1時間弱も早く着く。その分、観光にもゆとりが出るというものだ。 「エコノミークラス」「エグゼクティブデュオ（2名定員）」「エグゼクティブクワット（4名定員）」の3タイプ。いずれも指定席となっているため、乗船には予約が必要だ。エグゼクティブタイプの場合は、シャワールームやマッサージチェアの利用も可能。クワットタイプのソファーは、まるで高級ホテルにいるかのようなゆったり感が味わえるので、家族連れにはお勧めだ。その他、船内にはキッズルームやCA・船長制服試着コーナー（子ども限定）もある。 フェリーはスピーディーに進むが、乗客は青い海原を眺めつつ、ゆったりと旅情を満喫してほしい。

0138-43-4545（函館港　フェリーのりば） 017-766-4733（青森港　フェリーのりば） http://www.tsugarukaikyo.com/04vessel/natchan_world.html ※「駅すぱあと」での「ナッチャンWorld」の探索は2009年7月第1版から可能になります。

「ナッチャンWorld」を利用した函館、青森の旅。さっそく“夏の見どころ”をご紹介しましょう。  ■青森ねぶた 東北三大祭りの一つに数えられる「青森ねぶた」。武者をかたどった巨大な人形「ねぶた」の山車が街中を練り歩き、「ラッセーラー！」の掛け声があちこちから上がり、頭に花笠をつけた「ハネト」が威勢良く舞い踊る・・・夜ごと幻想的かつ勇壮な祭りが繰り広げられます。最終日に行なわれる青森花火大会や「ねぶた」の海上運行も見どころのひとつです。 青森県青森市 2009年8月2日（日）～8月7日（金） 017-723-7211（青森観光コンベンション協会） http://www.nebuta.or.jp/ ■弘前ねぷたまつり 青森ねぶたに負けず劣らずの絢爛な夏祭りが、弘前市を舞台にした「弘前ねぷたまつり」。 巨大な武者絵が描かれ、夜には幻想的な光を帯びる燈籠「扇ねぷた」をはじめ、武者人形をかたどった「組ねぷた」など、大小約70台が街中を練り歩きます。笛や太鼓の音、さらに「ヤーヤドー」の掛け声がこだまとなり、短い東北の夏を威勢良く彩ります。 青森県弘前市 2009年8月1日（土）～8月7日（金） 0172-37-5501（弘前市立観光館） http://www.hirosaki.co.jp/htcb/sightseeing/fes/neputamatsuri.html ■八戸三社大祭 八戸地方最大で、約290年の伝統を誇る夏祭り。神話や伝説をモチーフにした山車が5日間に渡り街中を巡行します。最大で幅8ｍ、奥行き11ｍ、高さ10ｍにも及ぶ山車は圧巻の一言。道幅に合わせて横に伸びるといった仕掛けも施されています。夜の山車を楽しめるのは7月31日、8月2日、4日。ライトアップされた山車とお囃子が、夏祭りの情緒を存分に味わせてくれます。 青森県八戸市 2009年7月31日（金）～8月4日（火） 0178-46-4040（八戸市産業振興部観光課） http://www.city.hachinohe.aomori.jp/kanko/festival/sansya/ ■田名部まつり 「ヤマ」と呼ばれる山車が街中を練り歩く「田名部（たなぶ）まつり」は、田名部神社の例大祭。黒漆塗りに金色の装飾が施された2階建ての「ヤマ」は、古式ゆかしくも豪奢な佇まいで、昼は大水引き幕や御簾で飾り付け、夜は灯りを仕込む絵灯籠を掲げます。昼と夜で飾りつけが変わるので、別の印象が楽しめるところもポイントです。 青森県むつ市 2009年8月18日（火）～8月20日（木） 0175-22-1111（むつ市経済部商工観光課） http://www.mutsucci.or.jp/kanko/o-tanabu.htm ■函館港まつり 函館の夏を代表するお祭り。今年は開港150周年にあやかった「箱館開港パレード」を皮切りに、風情溢れる「函館港おどり」、愉快な函館名物「いか踊り」が街中で繰り広げられ、活気を帯びます。ちなみに8月1日は函館港一帯を舞台に、第54回道新全国花火大会が開催（雨天時は4日）。約1万発の花火が夏の夜を彩ります。 2009年8月1日（土）～8月5日（水）※期間は予定。5日は予備日。 0138-27-3535（函館港まつり実行委員会） http://www.hakodate-minatomatsuri.org/ ■函館開港150周年～Dream Box 150～ 150周年を迎える今年ならではのイベントが、函館港の人工島「緑の島」で行なわれる「Dream Box 150」。8月8日はオープニングイベントとして航空自衛隊によるブルーインパルス祝賀飛行が行なわれます。イベント期間中は、函館の海産物を堪能できる「HAKODATE国際フィッシャーマンズマーケット」をはじめ、YOSAKOIソーラン、音楽ライブ、参加型のスポーツフェスタ、ヨット体験試乗会など楽しさ満載です。 2009年8月8日（土）～8月16日（日） 0138-21-3493（函館開港150周年記念事業実行委員会事務局） http://www.hakodate150.com/ ■函館朝市 函館に訪れたならぜひとも足を運びたいのが、函館朝市。新鮮な魚介類をはじめ、食肉や青果、日用雑貨に至るまで、400あまりの店が軒を連ねています。活気づくのは朝5時から。観光客に人気があるのは、どんぶり横丁市場。ウニやイクラがたっぷり乗った海鮮丼をはじめ、ラーメン屋などの飲食店は朝から大賑わいです。函館の朝は、早起き必須ですよ！ 北海道函館市若松町9-19 0120-858-313（函館朝市協同組合連合会事務局） http://www.hakodate-asaichi.com/index2.html

【　鉄道　】 ＪＲは、ＪＲ時刻表2009年7月号の内容に対応 私鉄および公営は、2009年7月11日現在の時刻表に対応 ★西武鉄道 2009/07/01～2009/07/31　臨時ダイヤに対応 山口線 2009年7月1日(水)～31日(金)までの間、不定期に運転される列車の運行ダイヤに対応しました。 ★阪堺電気軌道 2009/07/04　ダイヤ改正に対応 阪堺線、上町線   2009年7月4日(土)より上町線天王寺駅前と阪堺線浜寺駅前間の直通運転が開始されます。これにより、天王寺駅前～浜寺駅前間が約45分、天王寺駅前～大小路間が約30分で結ばれ、昼間時には浜寺駅前発着の電車は、すべて天王寺駅前との直通となり、12分間隔で運転されます。 ★東京急行電鉄 2009/07/11　延伸及びダイヤ改正に対応 大井町線、田園都市線   2009年7月11日(土)より大井町線が溝の口まで延伸となり、これに 伴い田園都市線でもダイヤ改正が行なわれます。 ★松本電気鉄道 2009/07/18～2009/09/26　臨時ダイヤに対応 上高地線   2009年7月18日(土)～8月16日(日)、22日(土)、23日(日)、 29日(土)、30日(日)、9月5日(土)、12日(土)、19日(土)、20日(日)、26日(土)の早朝に臨時列車が増発されます。   【　船　】 船は、期間 2009/06/01～2009/08/31 の時刻表に対応 ★高速フェリー(青森港～函館港) 009/07/18～2009/09/30　運行再開に伴う期間ダイヤに対応 ・注意 津軽海峡フェリー(青森港～函館港)を往復利用される場合、復路運賃が片道運賃の1割引となる往復割引運賃制度を利用することができます。ただし、往復割引適用時の復路乗船券の有効期間は、往路乗船日より14日以内となります。　 　　　 ※「駅すぱあと」が回答する往復運賃は、一般旅客・大人ひとりがフェリーの二等船室を利用する場合の往復割引運賃です。詳細については運航社局にお問合わせください。

◆ 次回2009年8月号は、2009年7月29日（水）配信予定です。お楽しみに！ 「駅すぱあとアンテナ」2009年 7月号 ◆ メールマガジンの登録、変更、停止 お手持ちの『駅すぱあと』登録番号とパスワードをご用意ください。 https://secure.ekiworld.net/eworld/menu/menu.do?event=18 ◆ 発行　　株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/ ◆ 発行日　2009年6月24日（水） ◆ お問い合わせ　https://ekiworld.net/contact/index.html ※ このメールは『駅すぱあと』の登録ユーザーの方でメール配信を ご希望されたお客様にお送りしています。 ※ このメールをご覧になる際の環境は、次のとおりです。 （一部環境で正しく表示されないことがあります） 【Windows】 ●OS：Windows 2000/XP、Windows Vista ●メーラー：Outlook Express 5.5以上、Windows メール 6.0以上 ●ブラウザ：Internet Explorer 5.5以上 【Macintosh】 ●OS：9/10 ●メーラー：Outlook Express 5.0以上 ●ブラウザ：Internet Explorer 5.0以上、safari ※HTML版「駅すぱあとアンテナ」をOutlook Expressでご覧いただいている方が Microsoft Windows XP Service Pack2 以降をインストールしますと、画像表示がされない場合があります。 画像表示をさせる方法につきましては、下記URLより『駅すぱあと』WORLDのQ&Aをご覧ください。 https://ekiworld.net/faq/index_s.php?id=168&an=7 お客様の個人情報は、責任をもって管理いたしておりますが、個人情報保護法の施行に伴い、 改めて当社の個人情報保護方針ならびにポリシーをご案内させていただきます。 <個人情報保護方針> http://www.val.co.jp/privacy.html