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生糸を横浜の港に運ぶ目的で開業した横浜線。その路線が敷かれるまでは、当然ながら「道」で運んでいた。その名残が、かつて「浜街道」と呼ばれていた「絹の道」。
林を抜ける未舗装部分は文化庁選定「歴史の道百選」にも選ばれており、その歴史風情はなかなかのもの。道中をゆく人々の安全を祈願したお堂があったところは、現在大塚山公園になっている。程近いところには「絹の道資料館」も。製糸・養蚕に関する資料が並び、絹の道を行く人々の憩いの場としても機能している。ちょっとした歴史散歩に出かけてみよう。 |
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JR横浜線八王子みなみ野駅より京王バス「坂上」下車徒歩約10分 |
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042-620-7265(八王子市 生涯学習スポーツ部文化財課) |
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山中湖を水源とする相模川河川敷に「相模川自然の村」が広がっている。キャンプ場、広大な芝生広場、緑深い山々に雄大な相模川・・・都心からこの距離で、ここまでの自然に巡り合える地は稀といえるだろう。9月下旬になれば相模川流域の土手に彼岸花が咲き並び、風情ある田舎の風景を作り出している。
その一画にある相模川自然の村公園にも見どころがたくさん。江戸時代中期に建てられた古民家園は、靴を脱いで板の間や畳の間に上がることが可能。時間帯によっては囲炉裏に火が入っていることもあり、田舎の祖父母を訪ねたときのような雰囲気に浸ることができる。時間がゆっくりと流れるとはまさにこのことだ、と感じさせてくれる空間だ。
山の斜面を利用したパノラマ花壇には、サルスベリの花が1万株。見晴らしの良い展望台もある。日帰りのピクニックにも、一泊するキャンプにも最適のレジャースポットだ。 |
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JR横浜線橋本駅南口よりコミュニティバス「相模川自然の村」下車徒歩5分 |
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小田急線と接続し、繁華街として賑わう町田。「かしの木山自然公園」や「町田リス園」など見どころも豊富だが、9月13・14日の2日間は「第22回フェスタまちだ2008」が開催され、街が熱気で溢れかえる。
「町田エイサー祭り」とも呼ばれるこの祭りは、沖縄でお盆の時期に踊られる伝統的な芸能「エイサー」が主役。色鮮やかで力強く、それでいて優雅な踊りが、ぽっぽ町田会場、カリヨン広場、原町田大通東急会場、原町田大通浄運寺会場などで繰り広げられる。地元の方だけでなく、本場沖縄から参加する団体も多い。
太鼓やお囃子の声が響き渡る町田散歩はいかがだろう。 |
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小机駅の北側に、巨大なUFOが着陸したかのような日産スタジアムがある。同駅がスタジアムの最寄り駅だ。
現在はサッカーJリーグの横浜F・マリノスの本拠地として知られる日産スタジアムだが、2002年にはここでFIFAワールドカップの決勝戦が行なわれた。現在、同スタジアムで当時の興奮が甦る「ワールドカップ
スタジアムツアー」を実施中。ブラジルのキャプテン、カフー選手の足型とドイツのキャプテン、カーン選手の手型が入ったモニュメントがあったり、ブラジル代表のロッカーを再現したコーナーでは各選手がロッカーに残したサインやレプリカユニフォームを見ることが可能。当時の入場音楽につつまれ、ビクトリーロードを通ってフィールドへ駆け上がる体験もできる。 |
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045-477-5000(財団法人 横浜市体育協会) |
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