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駅すぱあとアンテナ(メールマガジン)

2006年6月号

駅すぱあとアンテナ
駅すぱあとアンテナ6月号
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「駅すぱあとアンテナ」は『駅すぱあと』ユーザーである皆さまと、(株)ヴァル研究所が一緒に創りあげていくコミュニケーションツール、そして皆さまのお役に立てる情報を発信していくメールマガジンとしてお届けしてまいります。なお、このメールマガジンは配信をご希望の方にお送りしています。
「駅すぱあとアンテナ」編集部



元気をもらえる!「朝の散策スポット」
今月のテーマは「朝の散策」。活気溢れる市場や夏の足音を感じるイベントなど、梅雨のジメジメした気分を吹き飛ばし、「元気」をもらえるようなスポットを集めてみました。 ぜひ「駅すぱあと」を使ってお出かけください。
01 元気をもらえる!「朝の散策スポット」
「早起きは三文の得」という言葉どおり、築地市場の早朝散歩にはたくさんの見どころがある。まずは正門から、ターレと呼ばれる電動のカートの往来に注意しながらまっすぐ進み、世界有数の規模を誇る築地水産物部へ。やはり圧巻なのは、世界中から毎日3000本近く集められたマグロ。巨大な冷凍マグロがそこかしこに転がっていて、働く人々の威勢のいい声や、電気のこぎりを使った解体など、ダイナミックな「朝の活気」を感じることができる。

マグロ以外の魚も箱の中でピチピチと跳ね、当たり前だが「鮮度」を再認識。軽快な手つきで魚を捌く風景もあちこちで見ることができる。一回りして小腹が空いたら、さっそく場内の魚がし横丁へ。もちろんどの店も魚の鮮度はお墨つき。他で食べると少々値が張るウニ、中トロなどが贅沢に使われた丼物や定食も、ここではリーズナブルな価格で味わうことができる。また、築地で働く人が一服するようなバースタンド式のコーヒーも味わっておきたいところだ。

腹を満たしたら再び散策。場内のみならず市場から築地本願寺の間に広がる「場外市場」もまた築地の醍醐味。かつお節問屋をひやかして郷愁をそそる匂いを堪能し、甘味が欲しくなれば場外にある「イカ墨ソフト」を味わう、そして晩酌のツマミに貝や切り身を少々購入…早朝から出かけると、これだけ楽しんでまだ午前9時!と、得した気分を味わえること請け合いだ。
雑学メモ
■昔の魚河岸は競らなかった!?
マグロなどは一本ン百万の値がつくこともある魚河岸の「セリ」。築地のマグロのセリは午前5時30分から行われています。

ちなみにセリは「競り」ですから、当然値段を競りながら決めてゆく仕組みですが、江戸時代はすこし勝手が違いました。問屋は当初の「競り」の段階では値段を決めずに仲買人へ渡し、仲買人は一日の売り上げ結果を問屋へ報告。そこではじめて卸し値が決まったそうです。
 東京都中央区築地5
 早朝5:00~昼頃
 03-3547-7074
 都営大江戸線築地市場駅より徒歩0分
 東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩5分
東京のベイサイド、緑の木々に囲まれた大田市場は日本最大規模を誇るマンモス市場。水産をはじめ青果部、花などの観賞用植物を卸す「花き部」があり、朝早くから業者でごったがえしている。

各棟の二階には、市場の風景を見学できるコースが設けられている。施設規模、取扱い量日本一を誇る青果部の棟では昔ながらの活気溢れる声が飛び交う「セリ」が各所で行われていて、見学するだけで元気がもらえること請け合いだ。花き部の棟では、月・水・金が「切花」、火・木・土が「鉢物」のセリが行われている。こちらは一転、オートメーション化が進んでおり、セリ参加業者は各テーブルに備え付けられたパネルを操作してセリを行う。こちらも物珍しく、一見の価値がある。

さらに大田市場内のレストランでは、新鮮な食材を利用した料理を堪能することが可能。朝の活力を貰いに、ぜひ出かけてみよう。
雑学メモ
■市場の「おまつり」を体験しよう
大田市場では毎年(10月中旬頃)、一般の人々へ向けたお祭を開催しています。切花や鉢物の即売のほか、野菜や果物、鮮魚なども販売。鮮魚のさばき方教室やセリ体験イベントも実施。その他、各卸売企業が主催する一般向けイベントも頻繁に開かれています。青果卸売企業の東京青果は定期的に食育ミニイベントを開催。6月9日(金)には早朝から「梅・らっきょう・新生姜」のメニュー提案と試食会を実施。詳しくは食農活性化推進室(TEL03-5492-2145)まで。
 大田区東海3-2-1
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/calendar/index.html
 早朝~昼頃
 (セリの開始は青果部が6:50~、花き部が7:00~)
 03-5492-2789
 京浜急行平和島駅より大田市場行きバスで10分
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/tonai/01/04.html
毎年7月9日・10日、梅雨明けの声も聞こえてきそうな頃合いに東京浅草・浅草寺で開かれるほおずき市。浅草寺の境内やその周辺には200を超えるほおずきの露天が軒を連ね、それ以外にも金魚屋、風鈴、虫籠、燈籠など、日本の夏の情緒を満喫できる露天が立ち並ぶ。

ほおずきの鉢は風鈴つきで2,500円前後。花屋などよりも少々値が張るが、「風情」のお代だと思えば納得がいく。晴れた朝にはオレンジ色が目に眩しく、夜には行灯のようにぼんやりと光るほおずき。その懐かしさにぜひとも触れていただきたい。

また、7月10日は浅草寺の「功徳の日」。「四万六千日(しまんろくせんにち)」とも呼ばれ、この日に参拝すると4万6千日分お参りしたのと同じ効果が得られるという。そのため参拝するのに一苦労となるが、早めに出かけてぜひともお参りしたいところだ。
雑学メモ
■浅草といえば「ひさご湯」の朝風呂!
通常の銭湯といえばおおむね16時オープンですが、浅草の銭湯「ひさご湯」は朝の9時オープン。昭和の風情を感じさせるレトロな一軒家の銭湯で、朝風呂を堪能する下町っ子や銭湯通に愛されています。場所は「花やしき」のちょうど北側で、花やしきのジェットコースターからも見える位置。早朝ほおずき市を見物し、その足でいざ、ひさご湯へ。高温の浴槽もありますので、江戸っ子気分で涼しい顔で入ってみてはいかが? ひさご湯【台東区浅草2-24-3 TEL.03-3844-0750】
 台東区浅草2-3-1(浅草寺)
  2006年7月9日・10日
 6:00頃~夜
 03-3844-1221(浅草観光連盟)
 東京メトロ銀座線浅草駅、東武鉄道浅草駅より徒歩5分
 http://www.asakusa-kankou.com/ (浅草観光連盟)
入谷朝顔まつりは日本有数の規模を誇る朝顔市。安産と子育ての神様として有名な入谷の鬼子母神(真源寺)界隈で、毎年7月6日~8日の三日間に渡り開催される。夏の風物詩としては古くから有名で、かの正岡子規も「入谷から出る朝顔の車かな」と詠んだほど。ねじり鉢巻姿のいなせな娘さんたちの威勢良い掛け声が朝の空気に響き渡り、なんともすがすがしい気分にさせられる。

売られている朝顔の種類も多種多彩。色味が渋く、歌舞伎俳優の市川団十郎が好んだといわれる「団十郎」や、キキョウのような風変わりな朝顔など、色や形を存分に楽しめるようになっている。

例年3日間で50万人を超える人手となるため、混雑する最終日は避けて初日、二日目の朝に赴きたいところ。出社する前に早起きして赴き、鉢を買って宅急便で自宅へ送ってもよさそうだ。そのまま鉢を抱えて出社、というのも「粋」だろう。
雑学メモ
■朝顔の別名にちなんだ日程
入谷朝顔まつりは平日であれ休日であれ、毎年7月6日~8日と決まっています。その理由のひとつは朝顔の別名。「牽牛花」、つまり「ひこぼし」の花であるため、七夕である7月7日を挟んだ3日間の開催となっています。

また、朝顔まつりのルーツは明治初期まで遡ります。当時はこの界隈に植木屋が多く、元来は売らずに鑑賞目的のみだったそうです。以降、入谷の植木屋はだんだん減り、今では江戸川や埼玉から運ばれてくるものが多くを占めています。
 東京都台東区下谷1-12-16(真源寺)
 2006年7月6日~8日
 5:00頃~夜
 03-3841-1800(真源寺)
 東京メトロ日比谷線入谷駅より徒歩1分
 JR山手線鶯谷駅より徒歩3分
 http://www.asagaoroad.com/
  (入谷中央商店街ホームページ)
 
 
03 駅すぱ・川柳・・・
 
「いつも必ず誰かがボタンを押してくれるのでタイミングを外し、運転手に大声で『降りまーす』と叫ぶことがままある」とのコメントをいただきました。実際によくありますよね。子どもの頃はいの一番にボタンを押したものですが、大人になるとちょっと億劫になりがちです。ふと思ったのですが、乗車する際に、降りる地点のボタンが押せるような「エレベーター方式」だと良いかもしれません。
「疲れきって乗ったバスでしたが、なんと座席に買い物した品物がどっしり置かれていて座ることができませんでした」とのコメントをいただきました。う~む、マナー違反も甚だしいですね。買い物の乗車賃も請求したいところです。買い物袋を座席に置いている人の膝の上に座っても、文句を言われる筋合いはない!?という想いを込めて下の句を継がせていただきました。
「乗ろうと思っていたバスが20分待っても来ないので、他のバスに乗って別経路で目的地へ向かう途中で、乗ろうと思っていたバスが交通事故を起こしていたときのことを詠んだ句」とのコメントを頂戴しました。幸か不幸かは、先々になってみないとわからないものですよね。まさに中国の故事成語「人間万事、塞翁が馬」といえる出来事だと思いますので、ちょっと強引に下の句へ当てはめてみました(笑)。


 
次回7月号は、2006年7月5日(水)配信予定です。お楽しみに!
「駅すぱあとアンテナ」6月号
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2006年6月7日(水)
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