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木村裕子の鉄道いろはがるた!

第6回 「へ」の巻

木村裕子
裕子 : 今月もやってまいりましたッ!いやぁ、1ヶ月経つの早いですね。
編集部(以下、編) : 今回は、いろはにほへとの「へ」の札を決めましょう!
裕子 : 先月の回で、次はアイドルっぽいかるたに仕上げようと決めたんですが・・・
編  : 「へ」で始まるアイドルっぽい言葉が一向に思いつきませんね・・・。
裕子 :ですね・・・。また今度にしましょう(しんみり)。
編  : 気を取り直して「へ」。パッと思いつくのは「平成」ですね。
裕子 : なるほど!ちなみにJR豊肥本線に「平成駅」ってありますよ。
編  : ああ、いいですね。そんな小ネタ、たくさんお聞きしたいです。
裕子 : 小ネタ・・・になるかどうかわからないんですが、鉄道でいろんなところに旅行していると、
いろんな気になるモノがたくさん見つかるんですよ。
編  : たとえばどんな?

編  : お肉屋さんで、ごぼうも売っていて、めがねも売っている!?
裕子 : これはですね、お肉屋さんとめがね屋さんの共同駐車場の看板なんです。
編  : ごぼうは売ってないんですか?
裕子 : これは和歌山にある「御坊」という地名なんですよ。御坊駅もあります。
編  :あーなるほど。でも「めがね」と書体が一緒だから、10人中10人は「ごぼうめがね」と続け
て読んでしまいますよね。それか、「ごぼ」と「うめ」と「がね」を売っているとか。
裕子 : 「うめ」はわかりますが「がね」って何?
編  : いやその、なにか、こがね虫とか・・・
裕子 : イヤだそんなお店(笑)。それともうひとつ、こんな写真も車内から撮りましたよ。

編  : これは・・・踏み切りと・・・藤棚???
裕子 : そうです。南海高野線・紀伊清水駅の構内踏み切りなんですけど、この時は警報機が
カンカン鳴っているのに、遮断機が木にひっかかってたんですよ。
編  : えっ!?そんなことがあるんですか?
裕子 : もちろん、駅員さんがこの脇にいて注意を促しているんですけどね。
編  : よく「開かずの踏み切り」ってありますが、これは「閉まらずの踏み切り」ですね・・・。
いや、これは気になるなぁ。他にも気になるモノがあれば、今回はこのシリーズをかるた
にしてみましょうか。
裕子 : わかりました!じゃあ、こんな感じで。

編  :こ、これは・・・
裕子 : 北秋田市にある産直センター「の~そん」です。野菜や果物が並んでいるんですけど、
すごいほのぼのした気分になりました!
編  : いやおうなしに某コンビニチェーンの名前を連想してしまいますね(笑)。しかし世の中に
は気になるモノ、まだまだありますねぇ。
裕子 : 山形鉄道さんが販売している「黒字鉛筆」も気になりますよ。1/3までは赤い芯になって
いて、使い終わると黒い芯が出てくるようになってるんです。「早く黒字になる!」という
想いも込められているんですよ。
編  : 昨今の各鉄道会社さんのアイデアって素晴らしいですよね。
裕子 : 今後もいろんな「気になる」モノ、バンバン撮っていこうと思います~!
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