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駅すぱ・どっち方面

【冬のグルメレジャー】対決は「カキ小屋で焼きガキ」に軍配!

カキ小屋で焼きガキ
「駅すぱあとアンテナ」1月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、冬のグルメレジャー対決。「カキ小屋で焼きガキ」と「かまくらで鍋料理」の対決となりましたが、結果は僅差で“焼きガキ”に軍配が上がりました。さっそく“焼きガキ”派の皆さんから寄せられたコメントをご紹介しましょう。
  • ◇『テレビでしか観たことがないので、体験できたらうれしい』
  • ◇『カキは新鮮さが決め手です。採れたての焼きカキをカキ小屋で食べるのは、最高ですね』
  • ◇『焼きガキの匂いと味を考えるだけでよだれが出そう・・・』

冬に旬を迎える、プリップリのカキ!臨場感たっぷりのカキ小屋で、一度は食べてみたいですよね。

  • ◇『木造の小屋で熱燗と一緒にカキ・・・』
  • ◇『海小屋のヒューヒュー唸る風のもとで、フーフーしながらの焼きガキを地酒と共に食すること、素晴らしいですよね』

お酒との相性も、おそらくバッチリでしょう!ひなびた雰囲気が余計に旅情を誘いそうです。

  • ◇『寒い中での暖かな食べ物、どちらも風情もあり魅力的ですが、「静」のかまくらと「動=潮騒や海風の音」のカキ小屋の対決、「動」を選択しました。カキは、鍋やフライ、生牡蠣などでよく食べますが、焼きガキはあまり食べる機会がありません。海辺のワイルドな感じが思い浮かび、思わず食べてみたくなりました』

確かにカキフライや鍋、生食はポピュラーですが、焼きガキはあまり機会がありませんね。海水の塩分と少しの醤油、さらにレモンを少し絞って食べるシンプルな焼きガキは美味しそう!

  • ◇『諫早湾の堤防がまだなかったころ、カキ小屋で焼きガキを食べたことは忘れられません。堤防よ、開け!』
  • ◇『浦村(鳥羽市)の牡蠣の直火焼きはうまい!!!』
  • ◇『先の震災前、松島での「焼きガキ」はどんなカキ料理よりも素晴らしく忘れられません。もう一度必ず行きたいです』
  • ◇『仙台の地元の方に案内された松島で、販売と同時に焼いた牡蠣を提供しているお店で食べた焼きガキの味は忘れられない美味でした』
  • ◇『広島生まれの私には何といっても「焼きカキ」です。採れたての生カキを炭火の網の上に載せて、焼きあがったカキは海水の塩味が効いていて何ともいえない美味です』

今回も、すでに体験済みの方からたくさんのコメントを頂きました。皆さん、口々に“忘れられない味”とおっしゃっています!

宮城県・松島のカキ小屋は、3月中まで営業予定とのこと。ちなみに、3月9日(日)まで金・土・日・祝日限定で、「かき鍋クルーズ」も運航予定。風光明媚な松島湾の風景を楽しみながらの鍋も素敵ですね!その他、佐賀県藤津郡の太良町や、三重県鳥羽市の浦村町など、多くのカキ小屋で賑わう地域もおすすめです!

松島 殻付き牡蠣焼き食べ放題「かき小屋」(松島観光協会)

かき鍋クルーズ(丸文松島汽船)

たらカキ焼海道を行く(佐賀県観光連盟)

浦村 カキ小屋(伊勢志摩観光コンベンション機構)



次は、“かまくらで鍋料理”に一票を投じた方からのコメントをご紹介しましょう。

  • ◇『音がしないかまくらの中で、鍋の煮える音だけを家族で囲みたい』
  • ◇『寒いところで温かい鍋料理。蝋燭の柔らかい光のなか熱燗で一杯なんて最高』
  • ◇『焼き牡蠣のふっくらした身を頬張った時の口中に広がる芳醇な味は格別ですが,雪が深々と降り積もるなかかまくらの淡い光の中、コトコトと音を立て湯気があげる鍋を囲むのは風情があり、この季節見逃せません』
  • ◇『メルヘン!』
  • ◇『寒い地方で雪を逆手にとってナベ料理、熱燗もあって最高だろうなぁ!』

かまくらでの鍋料理は、まさに“和風”メルヘンと呼べるかもしれませんね。その情景を思い浮かべるだけで、心がホッコリする想いに駆られます!

  • ◇『子供の頃、テレビで見た“かまくら”に強い憧れを持った。この想いは今も変わることはない。“かまくら”で鍋料理で一杯やりたい』
  • ◇『どちらも魅力的で迷いましたが、雪がなければ体験できない「期間限定」ということで、雪国情緒を選びました。また、雪国でお過ごしの皆様へのエールの気持ちも込めました。雪国出身の私は「粘り強い、我慢強い」とお褒めをいただくことがあります。「雪国 がんばろう!』
  • ◇『一度経験をしてみたい。結構暖かいという評判ですね』
  • ◇『子供の時、戦時中、疎開でかまくらを体験しました。神様をまつり食糧不足の折、かまくらで食したご馳走、うさぎ鍋料理を思い出しました。かまくらの中は意外に暖かったと記憶して居ります』

温暖な地域にお住いの場合、かまくら未体験の方も多いようです。今回、かまくらそのものを体験してみたいという方がたくさんいらっしゃいました。「雪なのに意外と暖かい」という不思議な体験は、やはり実際に味わってみたいですよね。

  • ◇『秋田県横手市の風物詩である「かまくら」は東北の情緒あふれる、子供達の温かな様子が見られる』
  • ◇『何といっても風情があり、地元の人との交流も楽しい』
  • ◇『「かまくら」の夜、日が落ちてから横手に入り、まだ暗いうちに下りの一番列車に乗って、雪の街を離れたことがあります。「まつり」が明けてからの白々しい朝を避けて、暗いうちに抜け出してくることは、歩いて訪れた遠山郷程野の「霜月祭」のときも経験しました。今では求められない「旅」がありました』

かまくらといえば、秋田県横手市の雪まつりが有名ですね。横手のかまくらは水神様を祀る小正月行事。地元の子ども達が「はいってたんせ(かまくらにお入りください)」と声をかけてくれ、かまくらの中に祀られている水神様を拝むと、甘酒やお餅が振る舞われます。自然に地元の人たちと触れ合うことができて、身も心も温まりますよ。

かまくらで鍋料理

かまくらの中で鍋料理を楽しみたい方には、長野県の飯山市がおすすめ。雪深い信濃平エリアでは、1月下旬から2月下旬まで数多くのかまくらが作られ、「レストランかまくら村」も登場。かまくらの中で、きのこや野菜、肉をふんだんに使った信州味噌仕立てのご当地鍋「のろし鍋」を味わうことができます。子ども達はもちろん、大人にとっても忘れられない経験になると思います!

冬ならではのグルメを、冬ならではの環境で食べる贅沢。ぜひ出かけてみてくださいね。

雪まつりとやきそばの街「よこて」(横手市観光協会)

かまくらで遊ぼう(信州いいやま観光局)