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駅すぱ・どっち方面

【紅葉】対決は「吊り橋と紅葉」に軍配!

「吊り橋と紅葉」

「駅すぱあとアンテナ」11月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーは、紅葉対決。「寺と紅葉」と「吊り橋と紅葉」、どちらのシチュエーションで眺めてみたいかの対決になりましたが、結果は「吊り橋と紅葉」に軍配が上がりました!さっそく「吊り橋と紅葉」とお答えいただいた方のコメントからご紹介してみましょう。

  • ◇『紅葉の真っ只中へ入っていく感じがします。寺での紅葉は経験が多いですが、つり橋はあまりなく、興味があります』
  • ◇『造園の中の紅葉より、より自然の中の紅葉が好きだから』
  • ◇『自然の中で紅葉を楽しみたい。緑や黄色や赤に染まった木々は自然の造形美を表していて、雨や風により変化し濃淡がおもしろい。いろいろな匂いも感覚を刺激する。吊り橋は人工的な建造物だが、わらわらとゆれて自然の波長に合うのだろう、心地よさを感じる』
  • ◇『紅葉といえば山でしょう!橋の上に佇み、吹き抜ける風を身にまとって、しんしんと深まり行く晩秋を五感で受け取る。これしかないです』

自然の中で鮮やかな紅葉を見たい!というコメントが多くを占めました。川の流れとのコントラストが良い!という方もいらっしゃいましたよ。

  • ◇『写真に残すのにどちらが綺麗かと考えます。吊り橋と紅葉は、ベストマッチでしょうね。是非訪れてみたい風景です』
  • ◇『山歩きをしていて、突然視野が広がり「つり橋と紅葉」が目に飛び込んできた、という設定良いですね。マイナスイオンも一杯、新鮮な空気も満喫。ストレス解消にもなります』
  • ◇『ウォーキング党です』

写真が趣味の方や、山歩きやウォーキングが好きな方も多くいらっしゃいました。歩きに歩いてパッと視界が開け、そこに吊り橋と紅葉が現れるという設定は本当に感動しそうです!

  • ◇『以前に旅行をした寸又峡の風景が忘れられない』
  • ◇『なんといっても吊り橋ですよ!ところでこの吊り橋何処にあるんですか?所在地とか行き方とか記載してあるともっと行きたくなりそうです』

写真の吊り橋は、茨城県高萩市の花貫渓谷に架かる汐見滝橋です。長さ60メートルで、花貫川の清流にはひっそりとした淵やしぶきをあげる滝などもあって、紅葉とのコントラストは見事ですよ!紅葉は、今月末くらいまで楽しめるとのこと。また、茨城県常陸太田市にある竜神峡にも「竜神大吊橋」があり、ここの紅葉も一見の価値あり!今月末まで「第22回 竜神峡紅葉まつり」を吊り橋周辺で開催しています。

■高萩市観光協会
http://www.takahagi-kanko.jp/
■竜神大吊橋
http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/

さらに、コメントでも頂きました静岡県川根本町の「寸又峡」、この地の紅葉も12月上旬くらいまで楽しめそうとのこと。ここには全長90メートルの「夢の吊橋」が架かっています。

■寸又峡温泉観光ガイド・寸又峡ほっとステーション
http://www.sumatakyo-spa.com/

一方、「寺と紅葉」を推した方のコメントはというと・・・

  • ◇『寺の静寂さの中、晩秋の紅葉に心がなごむ』
  • ◇『お寺の紅葉は木の配置や枝ぶり、葉っぱ一枚一枚の色の変化等細部まで鑑賞出来て、楽しめると思います。まだ独身の時に出張ついでに京都で眺めた境内の紅葉が今も印象に残っています』
  • ◇『自然の景色もいいですが、日本建築と庭を配した四季を演出するのは世界に日本にしかない美です』

静寂、枝振り、庭のつくりなど、お寺の紅葉ならではの魅力を語っていただいたコメントが多く寄せられました。さらにお薦めの寺院もたくさん教えていただきましたよ!

  • ◇『やっぱり京都です!それも清水寺と知恩院がお奨めです!』
  • ◇『地元京都の紅葉と言えば、やはり東福寺の紅葉が一番です。他にも、清水寺、嵐山大覚寺など、秋の京都は寺と紅葉が見物です』
  • ◇『私は京都の紅葉が好きです。京都といえば嵐山や鞍馬寺が思い出されます。そこで、寺と紅葉を選びます』
  • ◇『京都の東福寺・通天橋をはじめ、寺と紅葉はよく合います。落ち着いた風情の中、熱いお茶をいただきつつ眺めると、心が落ち着きます』
  • ◇『京都西山の金蔵寺(こんぞうじ)は紅葉の名所、静かで良い所です。大原野街道のバス停「南春日町」より徒歩60分ほど』

圧倒的に多かったのは、京都のお寺。現在、京都の紅葉はピークの真っ只中。先週末の20日、東福寺には開門時に約300人の行列ができたそうです。寺と紅葉できれば静寂の中で見てみたいものですが、致し方ありませんね。ただ、東福寺の燃えるような紅葉は、ぜひ一度見ていただきたい!また、コメントにありました「金蔵寺」は、まさに穴場ですね。一生に一度でいいから、じかに見てみたいです!

だんだんと冬の足音が聞こえてくる季節ではありますが、今こそ晩秋の風情が漂うとき。趣深い日本の秋の色彩を、吊り橋やお寺でぜひご覧ください。