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駅すぱ・どっち方面

【2010年の祭り】対決は「平城遷都1300年祭」に軍配!

平城遷都1300年祭

「駅すぱあとアンテナ」1月号の「駅すぱ・どっち方面?」コーナーでは、「平城遷都1300年祭」と「信州諏訪 御柱祭」のどっちに行ってみたいかをお聞きしました。結果は「平城遷都1300年祭」に軍配が上がりましたが、「信州諏訪 御柱祭」を推すアツい声もたくさんいただきました!さっそく「平城遷都1300年祭」に一票を投じた皆さんのコメントからご紹介してみましょう。

  • ◇『日本の悠久の歴史がここから始まった様な感じを得るので』
  • ◇『柱に乗れるのなら信州かも。まあ、テレビで見ている方が安全かな。平城は近所ながら、1400年祭の時は生きていないので行っておこうかな』
  • ◇『奈良は中学校の修学旅行以来ですから、かれこれ60年振りです。変化の激しい昨今ですが、悠久の都・奈良はきっと昔と左程変わっていないでしょうね!その事を期待しております』

やはり"悠久の歴史"というところに惹かれた方が多くいらっしゃいました。「修学旅行以来」という方も年代問わず多かったです。

  • ◇『神戸方面から奈良へは、阪神なんば線・おおさか東線の開業により便利になりました。朱雀門も間近で見てみたい』

神戸からのアクセスが良くなった点を挙げている方も複数いらっしゃいました。

  • ◇『奈良の都は周りに観るところがたくさんあるから』
  • ◇『奈良の纏向(まきむく)遺跡の最近の発掘では全体が相当大規模なことがわかり、邪馬台国畿内説に一歩近づいた感じで興味津々、できれば併せて探訪したいものと思っている』

奈良県桜井市の纒向遺跡はここのところ注目を浴びていますよね。金印などの物証がでない限り、まだまだ邪馬台国起源説は熱を帯びそうです。

  • ◇『「国宝 阿修羅展」も大人気だったし、奈良の仏像に会いにいきたいと思います』
  • ◇『日本の歴史発祥の地、仏像の宝庫、優しそうな仏様、怖い仏様、更に阿修羅様とさまざまな仏様に出会うことが出来るから』

そう!奈良の魅力のひとつは、やっぱり仏像ですよね。平城遷都1300年祭は様々な催しが期間中開催されますが、注目したいのは「秘仏のご開帳」。年に一度、様々な寺社でご開帳が行なわれていますが、季節が寺社によってまちまちだったりします。しかし今年は、秋にご開帳となる秘仏が春にも公開され、1年で2度ご開帳を行なう寺社が多くみられます。つまり、春は「秘仏巡り」ができるということ。ぜひとも公式ホームページをチェックして、仏様に会いにいってみてはいかがでしょう。

一方、「信州諏訪 御柱祭」派の皆さんはどんなご意見だったのでしょうか。

  • ◇『映像で見たことがありますが、現物を見てみたいです。迫力がありそうです』
  • ◇『行ってみたいのは「信州諏訪 御柱祭」です。草食男子全盛の昨今、なんと男らしい・・・』
  • ◇『毎回話題になりますよね。古代からの神事なので是非見てみたいです』
  • ◇『諏訪大社の御柱祭、7年前に1泊2日で一度拝見致しました。とても荒々しく雄大な祭りで、もう7年たったんだな~と思い懐かしく感じています。また行きたいですね!』

やはり祭りの迫力に一票を投じる方が多くいらっしゃいました。「一度見てみたい」という意見のほかに「一度見たけれどまた行きたい」という意見が多かったのも特徴的。それだけ惹きつけられる魅力があるということでしょうか。

  • ◇『以前、3年ほど住んでいましたが、タイミング悪くその間には御柱祭が開催されませんでした。当時の部下に諏訪大社の御柱祭に参加する者がおりましたが、祭に向けた断酒、禊など厳しい準備で大変な苦労をするとの事でした。しかし、参加できるという栄誉の前には小事であるとの事だそうです。今年退職して自由な時間が取れるようになったので、是非見に行きたいと考えています』

信州諏訪 御柱祭断酒や禊などの厳しさがあるとは存じませんでした!ちなみに、皆さんがイメージする勇壮な「木落し」が行なわれる「山出し」は、上社が4月2日(金)・3日(土)・4日(日) 、下社が4月9日(金)・10日(土)・11日(日)です。御柱祭の魅力はそれだけではなく、5月上旬に行われる「里曳き」も魅力満点ですので、ぜひ機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

信州諏訪 御柱祭

今年ならではの春の旅行を、ぜひともお楽しみください。