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「駅すぱあとアンテナ」9月号





海外旅行を楽しむには、まだまだ先になりそうな現在だからこそ、訪れてみたい"異国情緒、漂う街"があります。ぶらりと街を散策し、異国文化に触れてみませんか?

1868年に開港した港町、神戸。その当時、貿易をはじめとした国際業務に就く外国人が、相次いでこの地に居を構えました。その居留地として指定されたのが、山手の高台に位置するエリアです。明治から大正にかけて、およそ200棟あまりの洋館が建てられました。

しかし第二次世界大戦では空襲の被害を受け、かろうじて戦火を免れたのが、神戸市中央区北野町界隈でした。さらに戦後になるとビルやマンションの建て替えが進み、その面影も次第に失われていきます。保存の動きが出てきたのは、70年代以降になってから。NHK連続テレビ小説『風見鶏の館』のロケ地に選ばれたことで注目を浴びるようになり、おしゃれな観光地として雑誌などでも特集が組まれるようになりました。

平成に入り、阪神・淡路大震災で被害を受けた際も、多くの人々の支援を受けて復興。現在は神戸北野異人館街として30棟あまりの建物が保存され、そのうちおよそ20棟が一般公開されています。

現存する建物の多くが、「コロニアルスタイル」と呼ばれる建築様式の洋館です。

この地の象徴的な建物は「風見鶏の館」。明治後期、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の自邸として建てられ、レンガの壁と塔の先端に据えられた風見鶏が、異国情緒を醸し出しています。萌黄色の外壁が美しい「萌黄の館」は、アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築された洋館。2階の窓からは、神戸の街並みが一望できます。

他にも、「ラインの館」「うろこの家・展望ギャラリー」「英国館」「香りの家オランダ館」「神戸北野美術館」「神戸トリックアート・不思議な領事館」など、見どころは豊富です。

食べ歩きも、この地の大きな魅力のひとつ。フランス、イタリア、スイス、インド、中国など各国の料理が楽しめます。

開港時にこの地に腰を据え、料理を振舞ってきた外国人シェフたちのノウハウが受け継がれており、外国料理でありながら神戸スタイルともいえる洋食文化を堪能することができます。異国情緒に浸る街歩きを、のんびりとお楽しみください。
神戸北野異人館街

続いての異国情緒漂う街は、長きにわたって貿易港として栄えてきた長崎。大浦天主堂やグラバー邸など観光スポットも多く、長崎市内を歩けば至るところで西洋文化を感じることができますが、今回はあえて、同じ長崎でも県北西部に位置する平戸(ひらど)にスポットをあててみたいと思います。

平戸は、古くから遣唐使船が訪れるなど、アジアとの海上交通の要衝として栄えていました。16世紀半ばにはポルトガル船の入港が始まり、かのフランシスコ・ザビエルも3回、平戸を訪れて2か月ほど滞在しています。

17世紀初頭にはオランダやイギリスの船が行き交うようになり、日本で初めて幕府お墨付きの西洋貿易港となりました。長崎の貿易拠点といえば出島が有名ですが、それ以前の拠点が平戸だったのです。

今でも、この地には明治から大正にかけて建てられた建築が多く残存しています。その象徴といえるのが、「平戸ザビエル記念教会」。大正2年に「カトリック平戸教会」として建てられ、昭和46年に「ザビエル記念像」が建立されたことから「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」となり、近年になって現在の名称となりました。

薄緑色の外壁と、尖った屋根の先に掲げられた十字架が美しく、夜のライトアップされた姿も一見の価値があります。宗教施設であるため、祈りの心をもって見学しましょう。なお、近くにある光明寺からも同教会を望むことができ、和と洋が入り混じった、この地ならではの風景が広がっています。

海に面した「平戸オランダ商館」も、足を運びたいスポットのひとつ。かつてあったオランダの商館を復元したものですが、そのたたずまいは厳かで、館内には日本とヨーロッパの関わりや航海史に関するパネル展示をはじめ、貴重な資料も公開されています。その周辺に残存しているオランダ塀やオランダ井戸など、当時をしのばせる遺構もお見逃しなく。

他にも、数多くの教会やキリシタン関連資産が市内には点在しており、見どころは充実しています。長崎市内よりも、どこかのんびりとした雰囲気の中で楽しめる異国情緒を、ぜひ味わってみてください。
達人Navi平戸

異国情緒を感じる街を、あと3つご紹介しましょう。

まずは青森県弘前市。桜で有名な弘前城がある弘前公園の周辺に、異国情緒あふれる建築がいくつも点在していることをご存じでしょうか。かつて津軽藩の城下町であった弘前は、明治以降に「学都」となることを目指して教育に力を入れ、外国人教師を招いたことでキリスト教の普及も速やかに進みました。その中で、洋館が次々と建てられることになったのです。

洋館建築を手掛けていたのは、堀江佐吉なる大工棟梁。洋風建築の専門教育は受けておらず、北海道での工事に携わる中で函館などの洋風建築を見て、独学で技術を磨いていったのだとか。同氏の代表的な建築は、現在は青森銀行記念館となっている旧第五十九銀行本店本館と、旧弘前市立図書館です。さらに、ファンタジックな旧藤田家別邸洋館や、現在スターバックス・コーヒーとなっている旧第八師団長官舎も同氏の門下生によるもの。洋館のカフェで、広崎名物のアップルパイとともにティーブレイクすれば気分爽快です。

続いては、埼玉県入間市にある「ジョンソンタウン」。米軍ハウスと呼ばれる平屋の古民家と、現代的な低層新築住宅が点在しているレジデンスエリアです。その名は、かつてこの地にあったジョンソン基地が由来。基地は昭和53年に日本に返還されましたが、米軍ハウスの空き家が目立ち、やがて荒廃しました。平成に入ってようやく復興が始まり、今では入居者も増えて活気を取り戻しています。

街に足を踏み入れると目に付く、英語で書かれた案内板や、軒にたなびく星条旗。アメリカの、のんびりとした郊外に来たかのような感覚に包まれます。住宅だけでなく、アメリカンダイナーやカフェ、雑貨屋、ベーカリー、ブティックなどもタウン内にあり、楽しく街歩きできるところが魅力です。

最後にご紹介するのは、横浜の山手町。戦前に海外の外交官が使用していた邸宅の数々が、外国人居留地だったかつての面影を残すエリアです。

外人墓地や「港の見える丘公園」は、いつの時代も人気のスポット。それ以外にも、重要文化財に指定されている「外交官の家」をはじめ、「ブラフ18番館」「ベーリック・ホール」「エリスマン邸」「山手234番館」「横浜市イギリス館」「山手111番館」といった西洋館が点在しています。いずれの西洋館も、入場無料で見学することが可能です。山手界隈には緑も多いので、木洩れ日の中を散歩しながら異国情緒をご堪能ください。
弘前観光コンベンション協会
ジョンソンタウン
山手西洋館
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2020年9月号の内容に対応
私鉄および公営は、2020年8月20日現在の時刻表に対応
<ダイヤ>
●北条鉄道
2020/9/1 改正
<臨時ダイヤ>
●別府ロープウェイ
2020/8/24~の平日 運行間隔変更
●名古屋臨海高速鉄道あおなみ線
2020/8/26~28 臨時列車運転
●近鉄京都線、南大阪線、吉野線
2020/8/29~の土休日 一部特急列車運休
●上毛電鉄
2020/9/1~の平日 臨時列車運転
●小田急江ノ島線
2020/9/5~6 特急「メトロえのしま」大和駅臨時停車
●西武秩父線
2020/9/5~11/1 一部特急列車の西吾野・正丸駅臨時停車
●東武日光線、鬼怒川線
2020/9/12~22の土休日 JR相互直通特急運転に伴う時刻変更
その他の改訂情報は駅すぱあとワールドをご覧ください。
次回2020年10月号は、2020年9月30日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 https://www.val.co.jp/
発行日 2020年8月26日(水)
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