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「駅すぱあとアンテナ」3月号





全国各地には、待ち遠しい春を招くような風物詩がいくつもあります。今月は「これを満喫したら、春の到来だ」と感じるような風物詩や祭りをご紹介します。

奈良県奈良市の東大寺において、大仏殿と並んで観光の名所になっているのが、奈良時代に創建された仏堂「二月堂」です。ここで行われる修二会(しゅにえ)は、古都に春を招く行事として広く知られています。

修二会では、練行衆と呼ばれる11名の僧侶が二月堂の本尊である十一面観音菩薩へ礼拝を重ね、人々の罪を懺悔して国家安泰や五穀豊穣を祈ります。驚きなのは、今年で1269回目を迎えること。大伽藍の火災などがあった年も含め、修二会だけは一度も途切れることなく行われてきた「不退の行法」です。

修二会の本行期間は、例年3月1日から2週間。元々は旧暦の2月1日から行われていたことから修"二"会と呼ばれ、二月堂の名もこれにちなみます。

期間中に最も人々が集うのは3月12日です。この日の深夜に「お水取り」という儀式が行われます。これは、若狭井と呼ばれる井戸から観音様に供えるための「お香水(こうずい)」を汲み上げる儀式です。

そして、修二会を語るうえで欠かせないのが「お松明」。練行衆が二月堂へ向かう足元を照らす松明のことです。この松明は、役目を終えると二月堂の舞台へ移動します。舞台といえば清水寺が有名ですが、二月堂の舞台も規模が大きく、奈良盆地を囲む山々を一望できる風光明媚な景色が人気を呼ぶスポットです。ここで松明が打ち振られ、火の粉を浴びて、燃え殻を持ち帰ると1年の無病息災が叶うと言われています。

本行が続く間は毎晩行われる「お松明」ですが、「お水取り」の儀式が行われる3月12日には、いつも以上に巨大な松明が出現。飛び散る火の粉も圧巻の一言です。それでも人々は、無病息災を願って舞台の下に集います。

長い歴史の中で毎年行われてきた行事は、まさに風物詩と呼ぶにふさわしいといえます。ぜひ一度、じかに眺めてみてはいかがですか。
華厳宗大本山 東大寺
 

福岡県柳川市は、街の2km四方にわたって網目状の掘割が巡る水郷です。美しい掘割を、どんこ舟に乗ってのんびりと川下りする観光が人気ですが、3月に入ると春を告げるお祭りが始まります。それが「柳川雛祭り さげもんめぐり」です。

この地域には、女の子が誕生して初節句を迎えるにあたり、健やかな成長を願って雛段を飾ると共に、「さげもん」と呼ばれる吊るしものを飾る習わしがあります。

鶴やウサギ、ひよこなどをかたどった布細工や、この地で作られる伝統的な手毬「柳川毬」など、「さげもん」は多種多彩。桃の節句にふさわしい風情を醸し出します。

開催期間は2月11日(火・祝)から4月3日(金)にかけて。観光施設や店舗をはじめ、市内の至るところで、「さげもん」を眺めることができます。初日となる11日(火・祝)には、おひな様始祭・行列を開催。きらびやかな着物姿の女性や子どもたちが山車に乗り、市内をパレードします。

期間中で最も注目を集めるのは、3月15日(日)に開催されるお雛様水上パレードです。

公募で選ばれたお内裏様とお雛様、さらにかわいい稚児たちが、沖端水天宮から三柱神社まで、どんこ舟に揺られて堀をパレードします。船頭さんも含めて着物姿の一行が堀をゆく姿は、華やかな時代絵巻さながら。眺めているだけで春の訪れを感じるような気分に浸ることができます。

その他、昭和の街並みが残る裏路地で、古き良き風情を満喫しながら雛飾りを楽しめる「恵美須ひな小路」や「流し雛祭」、「さげもん」の即売会などの催しも充実。3月の土日祝日には「雛めぐり舟」が運行します。これは、「さげもん」が飾られた二カ所のスポットを行き来する連絡船で、堀に沿って飾られた雛飾りを眺めつつ移動することができます。こちらもぜひご利用ください。
柳川雛祭り 「さげもん」めぐり
 

全国各地の春を招く風物詩を、あと3つご紹介しましょう。

まずは福島県喜多方市の沼ノ平地区。日本最大の福寿草の群生地です。例年3月中旬から4月中旬にかけて、約5ヘクタールにわたって100万株以上の福寿草が咲き、野を黄色く染めます。

開花時期に合わせて毎年「福寿草まつり」を開催していますが、今年は例年にない雪不足。暖冬により「春が来た!」と勘違いした福寿草の芽吹きが早いため、3週間ほど前倒しして3月1日(日)からスタートすることになりました。

広い範囲に群生する福寿草は、遊歩道を散策しながら眺めることが可能。福寿草以外のミズバショウやカタクリなどの山野草も見られます。また、キャベツやクキタチ菜といった雪下野菜をはじめとした特産品が並ぶお土産コーナーや、地元のそば粉を使った十割そば「沼ノ平そば」を味わえるコーナーもあり、毎年多くの観光客が訪れています。

次は、京都府の伏見エリア。伏見神社など京都を象徴するスポットがあると同時に、酒蔵が軒を連ねる街としても知られています。

冬の間、じっくりと醸されてきた日本酒が出来上がる春は、全国各地で"蔵開き"が多くなる季節です。酒造メーカーにおける蔵開きとは、酒蔵を一般開放して新酒を振る舞うことを指します。酒どころの伏見では特定の場所を設けて、さまざまな酒蔵の新酒を一度に楽しめる「日本酒まつり」を開催しています。

今年の開催日は3月20日(金・祝)。会場は御香宮神社と、大正時代に建造された月桂冠株式会社の旧本店社屋を活用した日本酒バー「伏見夢百衆」。どちらも有料で、事前チケットの購入が必要となります。日本酒好きな方の中には「夏に寝かせた"ひやおろし"のほうが好き」というご意見もあるかもしれませんが、新酒ならではの若々しい味わいも、ぜひ利き酒でお楽しみください。

最後は、長崎県雲仙市で行われる県内最大の火祭り「観櫻火宴(かんおうかえん)」。桜が咲く中で行われるため、春を告げるというよりは、訪れた春をさらに彩ると言ったほうが適切かもしれません。

武者装束を着込んだ総勢200名が、松明を片手に福石公園から橘神社まで練り歩きます。日本一の規模を誇るたいまつ武者行列は、かつて島原半島に上陸した龍造寺氏を迎え撃つ島津氏の姿を再現したもの。さらに千々石大和守とその嫡男、千々石紀員(のりかず)(千々石ミゲル)との別れや、奮戦する家老たちの姿など、この地の史実に基づいた歴史絵巻が、夜桜の下で繰り広げられます。桜と鎧武者による幻想的な風景をお楽しみください。

春を告げる全国津々浦々の風物詩を、ぜひ満喫してみてはいかがですか。
福寿草の里 沼ノ平
第14回 伏見の清酒新酒蔵出し 日本酒まつり
観櫻火宴(ながさき旅ネット)
次回2020年4月号は、2020年3月25日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 https://www.val.co.jp/
発行日 2020年2月26日(水)
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