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「駅すぱあとアンテナ」9月号





まだまだ夏真っ盛りですが、暑さがひと段落したら出かけたいスポットとして、今月は「鳥居が映える風景」をご紹介します。海や山などを背景とした、日本らしい風景が広がる地へ、ぜひお出かけください。

まず最初にご紹介するのは、山口県長門市にある元乃隅(もとのすみ)神社です。鳥居が無数に連なっているスポットとしては京都の伏見稲荷大社が有名ですが、この元乃隅神社も近年になって知名度が急上昇しています。

その魅力はなんといっても、色彩豊かな"鳥居が映える風景"であること。海と空の青に、鳥居の赤、木々の緑、岸壁の茶…これらを俯瞰することができます。

建立は昭和30年と比較的新しく、商売繁盛や大漁祈願、海上安全に加えて良縁、子宝などの御利益があるとされています。当初は鳥居が1基のみだったそうです。昭和62年頃から10年ほどかけて寄付金や賽銭を元にして鳥居を増やし、老朽化した鳥居の建て替えも実施し、現在は美しい123基の鳥居が連なっています。この風景がメディアの目にとまり、アメリカのCNNが「日本の最も美しい場所31選」のひとつに数えたことで、国内外から注目を集めました。

参道出口にある大鳥居の上に設置された賽銭箱も、ここを訪れる人にとって注目の的。「日本一入れづらい」との呼び声が高く、小銭を投げてうまく入れることができれば願い事が叶うといわれています。訪れた際には、ぜひ挑戦してみてください。

また、連なる鳥居の向こう側は「龍宮の潮吹」という名所。海に面した岩礁に穴の開いた空洞があり、波が打ち寄せることで潮が高く噴き出るようになっています。海が荒れる冬場は、潮が30mに達することもあるのだとか。昔の人びとはこの姿を龍神に見立て、信仰の対象として崇めました。水にちなんだ神ゆえに、日照り続きの際には雨乞いのために近隣の人々がここに集ったそうです。

ちなみに、先月の特集「近い島で夏気分」で紹介した角島(つのしま)があるのも同じ山口県です。角島から萩を経て、この元乃隅神社を訪れる山陰の日本海紀行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
元乃隅神社(ながと観光なび「ななび」)

無数に連なる鳥居も圧巻ですが、風景の中に一基だけ建つ鳥居も趣深いといえます。茨城県東茨城郡大洗町にある大洗磯前(おおあらいいそさき)神社にも、そんな"ポツンと一本鳥居"があります。

画像は、同神社が有する3つの鳥居のひとつ「神磯(かみいそ)の鳥居」です。同神社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と小彦名命(すくなひこなのみこと)。大己貴命は世にいう大黒様で、小彦名命は薬の神様で、体が小さいことから一寸法師のモデルになったともいわれています。国造り神話に登場する双方の神様が、平安時代にこの地に降臨したことから神社が創建され、降り立った岩礁は「神磯」と呼ばれるようになりました。

江戸時代、同神社は社殿が消失して荒廃していましたが、その再興を始めたのが水戸藩2代目藩主、徳川光圀公。光圀公が参拝した際、神磯の鳥居を目の当たりにして「あらいその岩にくだけて散る月を 一つになしてかへる浪かな」と詠んだと言い伝えられています。

毎年元旦には、同神社の宮司達が神磯に降り立って、初日の出を奉拝します。近年では、この鳥居をひと目みようと多くの人びとが訪れるようになりました。季節、気候、時間帯、さらには潮の満ち引きによって、その表情が刻々と変わるところも魅力のひとつ。いずれにしても"神々しい"と形容するにふさわしい風景を眺めることができます。

なお、同神社の「一の鳥居」は、神社と海を隔てる県道の交差点に建っています。かつてはこの鳥居までが境内でした。その高さは15.6m、上部の笠木の長さは22.42m。自動車でくぐることができる鳥居で、こちらも一見の価値があります。

「二の鳥居」は、いわゆる通常の鳥居と同じく、境内の入り口に建っています。鳥居をくぐると急な石段が連なり、登り切ったところに神門と拝殿があります。

国造りの降臨を今もなお彷彿とさせる鳥居の姿、ぜひ実際にご覧いただきたいと思います。
大洗磯前神社

鳥居が風景に溶け込む、見ごたえのあるスポットをさらに3つご紹介しましょう。

まずは長野県茅野市にある車山(くるまやま)神社。日本百名山に数えられる霧ヶ峰の主峰、車山の山頂に位置しています。標高1,925mの山頂は、八ヶ岳連峰をはじめ日本アルプス、浅間連山、さらには富士山まで望める抜群の眺望。鳥居越しに壮大なパノラマが広がります。

神社は、7年に1度行われる「御柱祭(おんばしらまつり)」で有名な諏訪大社の小宮に位置付けられています。車山神社の小さな社殿の四隅にも4本の御柱が建てられ、登山客の安全を見守っています。なお、2本のリフトを乗り継げば、約15分でアクセスすることが可能です。少し歩きたい方は1本目のリフトのみ利用するなど、お好みに合わせてハイキングをお楽しみください。秋はマツムシソウが車山高原を彩り、陽光に照らされたススキが美しい季節です。

次は、島根県出雲市の粟津稲生(あわずいなり)神社。出雲大社をはじめ多くの神社や鳥居がある地域において、どちらかといえばマイナーだった粟津稲生神社が脚光を浴びたのは、20基の鳥居が続く参道です。鳥居の連なり自体はさほど珍しくありませんが、参道を線路が横切っているため、電車と鳥居を一度に収める写真を撮ることができます。

この電車は出雲と松江を結ぶローカル線、一畑電車。地元では「バタデン」の愛称で親しまれており、全区間で終日、車両内に自転車を持ち込むことが可能です。沿線の松江しんじ湖温泉駅、出雲大社前駅、雲州平田駅で自転車のレンタルができるので、周辺観光にも最適。粟津稲生神社は高浜駅から徒歩10分の距離にあります。秋の田園風景の中を自転車で颯爽と駆け抜け、鳥居が映える風景を訪ねてみてはいかがでしょうか。

最後にご紹介するのは、香川県観音寺市の高屋神社です。標高404mの稲積山の山頂に本宮があります。この神社は古くから稲の神様として親しまれ、多くの人びとが豊作を祈願しに訪れてきました。

近年脚光を浴びるようになったのは、本宮の鳥居から眼下を望む風景の素晴らしさが知れ渡ったため。「天空の鳥居」とも呼ばれる鳥居越しからは、観音寺市内を一望できるうえ、その先には瀬戸内海と有明海が広がっています。天気が良い日には、西日本最高峰の石鎚山の姿も望めます。夕暮れ時の風景も見ごたえ十分。逆光で影となった鳥居越しの海に、夕日が沈んでいきます。

晩夏から初秋にかけて、ぜひ鳥居が映える風景を訪ねてみてください。
車山神社(茅野観光ナビ)
粟津稲生神社(さんいん旅ねっと)
高屋神社(観音寺市)
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2019年9月号の内容に対応
私鉄および公営は、2019年8月20日現在の時刻表に対応
<ダイヤ変更>
●西武鉄道
2019/9/1 西武多摩湖線(工事終了による西武遊園地駅番線変更解除)
<臨時ダイヤ>
●愛知高速交通株式会社
2019/8/10 リニモ ダイヤ一部変更(2019/8/10から当分の間)
●名古屋臨海高速鉄道
2019/9/1~29の土休日と9/18~20 あおなみ線 臨時列車運転
●神戸電鉄
2019/9/12~15 粟生線 
「第52回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」開催に伴う
一部列車の区間延長運転
●東武鉄道
2019/9/14~23の土休日 日光線、鬼怒川線 臨時列車運転
●西武鉄道
2019/9/14~23・28・29 池袋線、秩父線 
曼珠沙華開花に伴う臨時増発ダイヤ
●西武鉄道
2019/9/22・23 池袋線、狭山線、新宿線、山口線 
「すとろべりーぷりんすコンサート」開催に伴う臨時ダイヤ
●西武鉄道
2019/9/24~11/01の平日 池袋線、秩父線 不定期ダイヤ
<会社名称変更>
●「東京急行電鉄」→「東急電鉄」
<駅追加>
●平成筑豊鉄道 
2019/8/24 「令和コスタ行橋/れいわこすたゆくはし」開業
その他の改訂情報は駅すぱあとワールドをご覧ください。
▼「駅すぱあと」シリーズ
消費税率10%への引き上げに伴う運賃改定への対応について

次回2019年10月号は、2019年9月25日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 https://www.val.co.jp/
発行日 2019年8月28日(水)
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