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「駅すぱあとアンテナ」7月号





願い事を短冊にしたため、笹の葉に吊るす七夕。日本の初夏を象徴するこの行事は、地域によってはお祭りとして多くの人々を魅了しています。今月は、有名な七夕祭りから一風変わったものまで、バラエティー豊かに紹介します。

奈良時代に日本へ伝わり、江戸時代には五節句のひとつとして民間にも広まった七夕。その祭りの多くは、新暦と旧暦の中間にあたる中暦の7月7日に行われています。現在の暦では、8月7日です。もともと旧暦で行ってきた習わしを、そのまま新暦で行うと季節感が合わず、しかも七夕の場合は梅雨の真っ最中になってしまうということで、中暦にあたる7月7日に七夕祭りを行うケースが多いようです。

全国区の知名度を誇る「仙台七夕まつり」も、中暦に行われる祭りのひとつ。

仙台藩祖である伊達政宗公も七夕に関する和歌をいくつも詠んでおり、当時からこの地で七夕が行われていることがわかります。2019年の開催は、8月6日(火)~8日(木)の3日間です。

仙台の七夕が毎年200万人を超える観光客を集める理由は、規模の大きさでしょう。仙台市内中心部から周辺地域の商店街に至るまで、どこへ足を向けても色鮮やかな七夕飾りに出会うことができます。

1本1本の豪華絢爛さにも注目。10m以上の竹を切り出し、「七つ飾り」と呼ばれる小物をつけていきます。「短冊」は学問の上達、「紙衣(かみごろも)」は厄除け、「折り鶴」は家内安全と健康長寿、「巾着」は商売繁盛、「投網」は豊漁と豊作、「屑篭(くずかご)」は清潔と倹約といったように、飾りにはそれぞれ願掛けがあります。

そして7つ目の飾りは、ひらひらと風になびく「吹き流し」。これは織姫が使う糸を表現しています。七夕は「棚機(たなばた)」でもあり、機織りや手芸の上達を願う意味合いもあるため、習い事が上達する願掛けの行事という一面もあります。

それぞれの笹飾りは手作りで準備され、1本の価格は数十万~数百万に上るともいわれています。5本を1セットとして飾るのが仙台七夕の習わしで、それぞれの商店街ごとに飾りつけの審査が行われ、開催初日の午後には金、銀、銅の各賞を公表。

受賞した笹飾りにはプレートがつけられるため、ぜひ散策しながらチェックしてみてください。

また、「おまつり広場」では各種ステージイベントの他、七夕の由来や歴史を紹介する展示や、ご当地グルメを集めた出店、さらには七つ飾りの制作体験や、願い事をしたためる短冊記入コーナーなど、七夕を満喫できるさまざまな仕掛けが用意されています。

さらに前日の8月5日(月)には仙台西公園付近一帯で仙台七夕花火祭が開催され、約16,000発の花火が打ち上げられます。仙台を代表する観光名所である瑞鳳殿でも、祭り期間中には参道や本殿周囲が竹灯篭で灯され、幻想的な雰囲気に。「七夕ウィーク」として、仙台をまるごと楽しんでみてはいかがでしょう。
仙台七夕まつり

7月の祇園祭からひと段落し、落ち着いた雰囲気を漂わせる8月の京都。その主役は七夕です。

寺社仏閣の多い京都では、それまで個々に七夕を実施しているところもありましたが、現在は「京の七夕」として開催。今年で10回目を数えます。会場が複数あるため、七夕を巡り歩くような楽しみ方ができる点が魅力です。

右上の画像は、メインエリアのひとつである堀川遊歩道。七夕飾りが道の両脇に連なり、ライトアップが施されるエリアや、京都ゆかりの人物や著名人からのメッセージを記した行灯(あんどん)が連なるエリア、願いを書いた短冊を笹に取り付けられるコーナー、かがり火が並ぶエリア「堀川かがり火のみち」など、遊歩道をそぞろ歩きながら、七夕の夜を演出する多彩なシーンに出会うことができます。なお「堀川かがり火のみち」は8月10日(土)から12日(月・祝)にかけて実施される予定です。遊歩道の西に位置する二条城でも、8月1日(木)から15日(木)にかけて、特別名勝である「二之丸庭園」がライトアップされます。

一方、鴨川の河川敷では、8月3日(土)と4日(日)の2日間、風鈴灯が出現。風鈴灯は、竹篭に風鈴を仕込み、灯りがともる京都らしいオブジェです。鴨川のせせらぎと風鈴の音色が、夕涼みをいっそう快適にします。さらに右岸の河川敷は「光の笹」が立ち並ぶ七夕ロードとなり、浴衣姿で散策するにはぴったりの風情を醸し出します。

また、鴨川にかかる三条大橋の南にある「先斗町歌舞練場」では、「京の七夕 舞妓茶屋」として8月3日(土)から9日(金)の期間中、舞妓さんの踊りを鑑賞しながらビールやソフトドリンク等で喉を潤すことができます。

北野紙屋川エリアの「京の七夕」は、8月10日(土)~12日(月・祝)と、16日(金)~18日(日)の期間に開催。花街として知られる上七軒界隈や、今出川通北野門前界隈、北野商店街界隈、大将軍商店街界隈にて、七夕の催しが行われます。

このエリアには、"天神様"と呼ばれる天満宮の総本社、北野天満宮があります。同宮では期間中に菅原道真公を祀る「御手洗祭」が開催されるほか、史跡「御土居(おどい)」をはじめとした境内のライトアップや、境内を流れる御手洗川のせせらぎに足を浸し、厄を祓う「足つけ燈明神事」が行われる予定です。 宵闇に浮かび上がる七夕飾りの美しさを満喫しつつ、七夕に関連する神事に参加して、京都の夏をお楽しみください。
京の七夕

ひとえに七夕祭りといっても、地域によって特色があります。個性豊かな七夕祭りを3つご紹介しましょう。

まずは秋田県能代市で行われる能代七夕「天空の不夜城」です。その主役は、巨大な灯籠。最上部に鯱を備えた城の形をしています。

最初に灯籠が造られたのは江戸時代のこと。以来、大型化が進みましたが、電気が普及し電線が張り巡らされるようになって高さが制限されることに。しかし長い時を経た平成24年、電線の地中化が完了したことで、再び大型化する機運が高まり、翌年に能代七夕「天空の不夜城」として復活を遂げました。「嘉六(かろく)」と名付けられた灯籠は、五丈八尺(17.6m)の高さを誇ります。その翌年、平成26年には城郭型灯籠として日本一の高さを誇る、24.1mの「愛季(ちかすえ)」も加わりました。

2019年8月3日(土)・4日(日)の2日間、この灯籠が運行します。他の東北の夏祭りにも負けない迫力と美しさを備えた灯籠を、じっくりとお楽しみください。

次は、能登半島の七夕をご紹介しましょう。能登半島の夏の風物詩は、各地で行われる「キリコ祭り」。実に30あまりのキリコ祭りが開催されますが、なかでも代表的なのが、半島の先端に位置する石川県珠洲市の「宝立(ほうりゅう)七夕キリコまつり」です。この地では七日盆に祖先の霊を迎えるための祭りとして、七夕行事と融合しています。

キリコとは、巨大な切子灯籠のこと。「宝立七夕キリコまつり」のキリコは高さ約14m、重さ約2tで、能登のキリコの中でも最大級の規模を誇ります。それでいて車輪はなく、約100名もの若者が担いで巡行する勇ましさ。いくつものキリコを担いだら、沖合で燃え盛るたいまつを目指して一斉に海に入ります。

クライマックスは、キリコがたいまつにたどり着いて周回する海中乱舞。海中花火も盛大に打ち上げられ、一気にボルテージが上がります。勇壮で幽玄なひとときに浸れる祭りです。

最後は、山口県山口市で毎年8月6日・7日に開催される「山口七夕ちょうちんまつり」です。

室町時代、大内家の殿様がお盆の夜に先祖の冥福を祈るため、笹竹の高灯籠に火を灯したことが、その始まりと言われています。よって、この地の七夕の主役はちょうちんです。長い竹竿1本に約40個の紅ちょうちんをつけた「ちょうちん笹飾り」が、山口市中心商店街にずらりと掲げられ、さながらちょうちんのトンネルのよう。一つずつ手作業でちょうちんのろうそくの火が灯され、柔らかい光を放ちます。

ちょうちんが連なる「提灯山笠」や、約150個のちょうちんで飾られた「提灯神輿」の巡行も見どころのひとつ。さらに、第16代大内義隆がフランシスコ・ザビエルにキリスト教の布教を許可し、「山口で日本初のクリスマスミサが開かれた」との史実にちなんだ「ちょうちんツリー」も出現。一方で、街中にいくつも現れる「ミニちょうちんツリー」には、約20個のちょうちんと共に願い事をしたためた短冊も飾られます。
能代七夕「天空の不夜城」
宝立七夕キリコまつり(ほっと石川旅ねっと)
山口七夕ちょうちんまつり
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2019年7月号の内容に対応
私鉄および公営は、2019年6月17日現在の時刻表に対応
<ダイヤ>
●伊予鉄道
2019/7/20 坊っちゃん列車
<臨時ダイヤ>
●東武鉄道
2019/7/1~8/29の月~木・休日 
ゆいレール 臨時ダイヤ
2019/7/13~15・8/10~18 
日光線 臨時特急列車運転(りょうもう)
2019/7/22・29・8/2・5・26・30 
スカイツリーライン、日光線 臨時特急列車運転(スカイツリートレイン)
2019/7/22・26・29・8/2・5・9・26・30 
スカイツリーライン、日光線、鬼怒川線 臨時特急列車運転(スペーシアきぬ)
●伊予鉄道
2019/8/8~18 坊っちゃん列車 繁忙期ダイヤ
その他の改訂情報は駅すぱあとワールドをご覧ください。
次回2019年8月号は、2019年7月31日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 https://www.val.co.jp/
発行日 2019年6月26日(水)
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