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「駅すぱあとアンテナ」10月号





紅葉のシーズンが迫ってきました。今月は、ロープウェイで気軽にアクセスできる錦秋の山々をご紹介。空から紅葉を眺めつつ、山頂に広がる絶景を満喫してみてはいかがですか。

中央アルプスとも呼ばれる、長野県を南北に走る木曽山脈。標高2,956mの木曽駒ヶ岳をはじめとした名峰が連なり、岩石や土砂が氷河によって削られ浸食される「氷食」により、尖った山頂を持つ山の多さでも知られています。

さらにもうひとつ、氷河によってもたらされたのが「カール」と呼ばれる地形です。カールとは、氷河の成長に伴い山肌がお椀状に削り取られ、その後に氷河が後退してできた半円形の窪地のこと。

今回ご紹介するのは、中央アルプスを代表する景勝地として名高い千畳敷カールです。畳を1,000枚敷いた広さがあることからその名がつきました。

JR駒ヶ根駅前からバスで駒ケ根高原、中央アルプスの山岳道路を経て、駒ヶ岳ロープウェイ・しらび平駅へ。そこから450秒の空中散歩を経て、一気に千畳敷カールへ。終点の千畳敷駅の標高は2,612mで、日本の駅としては最も高い地点にあります。なお駅に併設されたホテル千畳敷も、日本一高い地点にあるホテル。雲海が広がる絶景の真っただ中に泊まることができます。

千畳敷カールの紅葉は例年9月中旬から10月上旬にかけて見頃のピークを迎え、その時期には赤いナナカマド、黄色のダケカンバ、緑色のハイマツが岩肌に映え、まるで絵画のような風景が広がります。

カール内には遊歩道が整備されており、周遊約40分です。体力に自信のある方は、ここから宝剣岳や木曽駒ヶ岳への登山にトライすることも可能です。

なおロープウェイは950mもの高低差があるため、紅葉を長く楽しめるのも特徴のひとつ。ロープウェイから眺める紅葉が見頃となるのは、例年10月上旬から下旬にかけてです。色鮮やかな移り変わりをみせる紅葉を見下ろしながらの空中散歩は、なんとも爽快。途中でいくつもの滝と紅葉のコントラストも楽しめます。

紅葉シーズンは混み合いますので、なるべく朝早くからのお出かけがおすすめです。また、朝夕は冷え込みますので防寒対策もお忘れなく。遊歩道の散策は運動靴かトレッキングシューズで臨みましょう。
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ

続いては、瀬戸内海に浮かぶ小豆島(しょうどしま)。瀬戸内海の島のうち淡路島に次いで2番目の広さを誇るこの島は、古くから醤油やそうめんの産地として知られ、近年ではオリーブ栽培も盛んです。その一方で豊かな自然が今もなお残っています。

ロープウェイで紅葉を満喫できるのは、島のほぼ中央に位置する寒霞渓(かんかけい)。島の最高峰である星ヶ城と四方指の間に広がる南北4km、東西8kmの渓谷で、日本三大渓谷美のひとつとして称されています。

この渓谷美が生まれたルーツは、およそ1300万年前に起きた火山活動にあります。噴火した溶岩や火山礫などによって安山岩や集塊岩が形成され、長い時を経て地殻変動や浸食が繰り返される中、奇岩や怪石が点々とする絶景が生み出されました。

小豆島は1934年(昭和9年)に制定された3つの国立公園のうちのひとつ、瀬戸内海国立公園に属しており、その代表的な景勝地として人気が高かった寒霞渓。かつては徒歩や馬での登山だったところ、昭和38年にロープウェイが完成。その後、フェリーのルートも拡充し、多くの人々が足を運ぶようになりました。

奇岩がそそり立つ渓谷に沿って運行するロープウェイからは、紅葉をはじめとした渓谷美はもちろんのこと、瀬戸内海の海も望むことができます。山頂駅までは約5分。ロープウェイで往復することもできますが、体力に応じて片道を歩いてみるのもおすすめです。

寒霞渓には奇岩などの名所が点在しており、表登山道では烏帽子岩や層雲壇、玉旬峰、錦屏風など「表12景」。裏登山道では鹿岩、幟岳、石門、螺貝岩などの「裏8景」を巡ることができます。両ルートともに所要時間は約1時間です。また、山頂から星ヶ城へと続く登山道もあり、眼下に広がる瀬戸内海を満喫できます。

秋の空と紅葉がおりなす渓谷美、さらに海の眺望までも楽しめる空中散歩に、ぜひ出かけてみてはいかがですか。
寒霞渓ロープウェイ

ロープウェイで気軽にアクセスできる絶景スポットは、他にも全国各地にあります。その中から3つ、ご紹介しましょう。

まずは福島県中央部に位置する日本百名山のひとつ、安達太良山(あだたらやま)。あだたら山ロープウェイを利用することで、安達太良連峰、吾妻小富士、蔵王連峰などを望む10分間の空中散歩を楽しめます。山頂駅から遊歩道を5分程歩くと薬師岳パノラマパークにたどり着き、そこから眺める山々の姿は美しいの一言。高村光太郎著『智恵子抄』の一節「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ」にあやかり、智恵子の故郷であるこの地に「この上の空がほんとの空です」と刻まれた碑が建てられています。

紅葉の見頃は場所によって異なり、安達太良山山頂~鉄山にかけては例年9月中旬から10月上旬、薬師岳や勢至平は10月上旬から10月中旬、気軽に散歩できるあだたら渓谷自然遊歩道周辺は、10月中旬から11月上旬にかけて見頃のピークを迎えます。

次にご紹介するのは三重県の御在所岳(ございしょだけ)。鈴鹿山脈のほぼ中央に位置する標高1,212mの山です。

この地の紅葉は例年10月中旬頃から色づき、一か月ほどかけて麓まで降りてきます。至るところに奇岩がそびえる山肌に、紅葉の赤や黄色、針葉樹の緑色が入り混じり、美しい紅葉絵巻が広がります。

ロープウェイでの空中散歩はおよそ15分。美しい紅葉を眺めつつ、山の上にたどり着くと、そこからさらに御在所岳頂上へアクセスする1人乗りの観光リフトがあります。ロープウェイを降りてから頂上まで歩くと約30分のところ、リフトなら約8分で到着。山頂の「望湖台(ぼうこだい)」からは、琵琶湖の雄大な姿を眺めることができます。紅葉を堪能した後は、山麓にある湯の山温泉でリフレッシュするのもおすすめです。

最後にご紹介するのは、長崎県の雲仙岳。普賢岳や妙見岳など、20を超える山々の総称です。先にご紹介した瀬戸内海国立公園と共に、日本で最初に国立公園に指定された地域でもあります。

雲仙ロープウェイの標高差は約174mで、距離は約500m。仁田峠駅から妙見岳駅間を約3分で結んでいます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月上旬にかけて。コミネカエデやウリハダカエデ、コハウチワカエデ、ウリカエデ、ドウダンツツジなどが創り出す色鮮やかな紅葉は、まるで海の中のサンゴ礁のよう。「普賢岳紅葉樹林」として国の天然記念物にも指定されています。

山頂からの眺望も抜群。島原半島を一望できることに加え、海を挟んで天草諸島や九州山脈の山々も見渡せます。天気が良ければ五島列島や桜島の姿を望むこともできるのだそう。色とりどりの紅葉とダイナミックな眺望をお楽しみください。
あだたら山ロープウェイ
御在所ロープウエイ
雲仙ロープウェイ
次回2018年11月号は、2018年10月31日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 https://www.val.co.jp/
発行日 2018年9月26日(水)
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