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「駅すぱあとアンテナ」9月号





平成28年熊本地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
皆さんは、9月にどんなイメージをお持ちですか?夏の風情が少しずつ消えゆくと同時に、秋の象徴である紅葉には少々早いですよね。しかしながら、この季節にしか出会えない風景も多々あります。定番の「お月見」の名所から、知る人ぞ知るスポットまで、9月だからこそ満喫できる風景をご紹介しましょう。

9月といえばお月見。今年の「中秋の名月」は9月15日(木)です。中秋の名月は、新月から数えて15日目を指しますので、必ずしも満月になるわけではなく、今年は9月17日(土)が満月です。15日(木)からの3日間、お月見を楽しめそうですね。お天気さえよければ都会でも眺められますが、できればお月見らしい風情が漂う場所で眺めてみたいですよね。

お月見の名所とよばれる地は全国にありますが、中でも有名なのは京都・嵐山の渡月橋でしょう。豊かな自然に囲まれる中、ゆったりと流れる大堰川(桂川)。そこに初めて渡月橋がかかったのは平安時代のことです。当初は法輪寺橋と呼ばれていたそうですが、鎌倉時代に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似たり」と感嘆されたことから渡月橋と呼ばれるようになりました。雲のない夜空に、月がこの橋を渡っていくようにみえたのですね。

桜が咲き誇る春や、周囲の山々が色づく秋も魅力的ですが、お月見の頃も風情満点です。京都のお月見の名所である大覚寺などと併せて観光したいところです。

水辺のお月見としてもうひとつご紹介したいのは、滋賀県の琵琶湖北西に位置する高島市の白鬚神社。全国で祀られている白鬚神社の総本宮といわれ、近年はパワースポットとしても注目を集めている神社です。

この神社の象徴といえるのが、琵琶湖上に建つ朱塗りの大鳥居。広島の厳島神社や、芦ノ湖の箱根神社などと並び、水面から突き出た鳥居です。その背景には琵琶湖に浮かぶ沖島。その風景は、晴れ渡った日はもちろん、荒天の日も水面にもやがかかり、神秘的な美しさを醸し出します。

お月見の時期は例年多くの人が訪れ、湖面を照らす月明かりに酔いしれます。なお、鳥居をくぐるようにして昇る朝日も素敵なので、こちらもお見逃しなく!
渡月橋(京都観光Navi)
白鬚神社

稲穂がこうべを垂れる田んぼもまた、9月らしい風景のひとつです。ただ田んぼを眺めるだけでも、のんびりと牧歌的な風情が味わえるものですが、それが棚田となれば、なおさらです。

長崎県松浦市の福島町は、玄界灘の南西部、伊万里湾に浮かぶ小さな島。島といっても九州本土から橋が架かっているため、自動車で行き来できます。椿の群生林があることでも有名ですが、さらに脚光を浴びているのが土谷棚田(どやたなだ)。斜面に連なるいくつもの田んぼは、玄界灘に面しています。

棚田に映える、日中の青々とした海。夕陽の美しさも格別です。そして、収穫を終えた9月に開催されているのが「土谷棚田の火祭り」。今年で11回目を迎えるこの祭りでは、棚田のあぜ道に約3000本もの灯篭がともります。棚田の美しい輪郭が浮かび上がる様子は、なんとも幻想的。ぜひ夕陽の時間帯から訪れ、時間と共に変わりゆく風景を満喫してはいかがでしょう。

そして、近年田んぼを舞台に盛り上がっている田んぼアート。テレビ等のメディアにも度々登場していますよね。異なる稲の品種をち密な計算に基づいて生育し、巨大な画を作り上げる田んぼアートは世界的にも注目を集めていきます。

10月に稲刈りを行う地域の田んぼアートは、9月まで楽しめます。写真は、青森県田舎館村の田んぼアート(過去のもの)。年によって絵柄が変わり、今年は第一会場のテーマが「真田丸より 石田三成と真田昌幸」、第二会場が「シン・ゴジラ」。双方とも迫力満点です!

田舎館村は、田んぼアートの先駆け的存在。このアートをひと目みようと訪れる人は年々増え続け、昨年度の観覧者数は約34万人。今年は40万人を目標に据えています。なお、第二会場の最寄駅は、その名もズバリの弘南鉄道弘南線「田んぼアート駅」。冬季期間は停車しない、まさに田んぼアート観賞のための駅です。ぜひ一度、そのスケールを体感してみませんか?
2016土谷棚田の火祭り(松浦市)
田んぼアートご利用案内(田舎館村)

紅葉といえば、モミジやカエデなどが色づき、山を彩るイメージが先行しますが、他の植物でも胸のすくような紅葉を創り出すことがあります。他ではなかなか見られない、ちょっと珍しい紅葉をご紹介しましょう。

まずは茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」。丸っこくて、どこか可愛げのある無数の植物が赤く色づいて、なんとも不思議な風景を創り出しています。この植物は、アカザ科ホウキギ属の「コキア」という植物。和名は「ホウキグサ」で、昔は茎を乾燥させてホウキとして利用されていました。ちなみに同公園のコキアは観賞用の品種ですが、"畑のキャビア"として知られている「とんぶり」が実る品種もあります。

夏は、目に眩しいグリーン色。例年9月の半ばくらいから紅葉して赤味を帯び、10月半ばごろまで赤く染まるコキアの丘を眺めることができます。終盤は深紅に染まったコキアとコスモスの競演も楽しめますよ。なお、9月17日(土)から10月23日(日)にかけて、「きて みて さわって コキアカーニバル」を開催。様々なイベントも開催される予定です。

もうひとつご紹介したいのは、湖畔が赤く染まる風景。一体どこかといいますと、北海道網走市にある能取湖(のとろこ)という湖です。赤く色づいた植物はサンゴ草(別名・アッケシソウ)。塩湿地に生息し、葉っぱは退化している珍しい植物です。よって厳密には紅"葉"ではなく、茎や枝が赤く色づきます。能取湖がオホーツク海とつながっている塩水湖だからこそ、こんな素晴らしい風景となるわけですね。

2010年、色づきの不良を改善するために園地整備を行いましたが、図らずも群生地が縮小。以来、関係各所が努力を重ねたことによってサンゴ草は活力を取り戻し、晴れて2015年にサンゴ草の復活宣言をするに至りました。主に能取湖の南岸に広がっていて、湖とのコントラストが珍しく、美しい風景をかたちづくっています。

見頃となるのは9月半ばから下旬にかけて。お住いの地域から遠い方も多いかと思いますが、9月らしくも貴重な風景を訪ねてみませんか?
コキアカーニバル(観光いばらき)
能取湖(旅なび!網走)
【 鉄道 】
JRは、JR時刻表2016年9月号の内容に対応
私鉄および公営は、2016年8月25日現在の時刻表に対応
<ダイヤ>
●南阿蘇鉄道
2016/9/1 改正
●ひたちなか海浜鉄道
2016/9/17 改正
<臨時ダイヤ>
●西武鉄道
2016/8/29~9/13 多摩湖線、西武園線
災害に伴う特別ダイヤ
2016/9/17~25 池袋線、新宿線
曼珠沙華開花に伴う臨時特急増発と一部特急の高麗駅臨時停車
2016/9/26~10/28の平日 池袋線、西武秩父線
不定期列車運転
●東京メトロ
2016/9/15~10/25の平日 有楽町線
一部列車の行先変更
【 その他 】
8月26日(金)公開済みの2016年9月第1版より、以下に対応
※2016年9月第1版の情報は、8月30日(火)公開済みの2016年9月第2版に含まれております。
<路線バス 新規対応>
●鹿児島市営バス
<ダイヤ>
●名古屋鉄道 瀬戸線
2016/9/17 改正
<臨時ダイヤ>
●近畿日本鉄道
2016/9/10・11・18・25 奈良線
音楽イベント開催に伴う臨時特急増発
2016/9/10~2017/3/31の月・火・木・金・土休日 
南大阪線、吉野線 
観光特急〔青の交響曲〕
●沖縄都市モノレール
2016/9/2~10/28の金曜、11/11・18、12/9・16、2017/3/24・31
ゆいレール 金曜臨時ダイヤ
その他の改訂情報は駅すぱあとワールドをご覧ください。
次回2016年10月号は、2016年9月28日(水)配信予定です。お楽しみに!
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発行  株式会社ヴァル研究所 http://www.val.co.jp/
発行日 2016年8月31日(水)
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