「駅すぱあとイントラネットVer.2」の消費税対応について

Suica/PASMOエリアにおける「二重運賃」の取扱について

「駅すぱあとイントラネットVer.2」では、2009年6月に対応した「ICカード乗車券計算機能」
をそのまま利用し、Suica/PASMOエリアにおける「二重運賃」を表示してまいります。
「ICカード乗車券計算機能」をご利用いただくための設定方法は、下記の通りです。

 ※実際に2014年4月以降の運賃改定に対応した運賃を取得できるのは、2014年4月第1版以降の
   「駅すぱあと」に更新後となります。

 ※2014年3月時点(消費税率引き上げに伴う運賃改定前)でも、一部経路では、ICカード利用時と
   現金支払い時で運賃に差額が発生いたします。

このような経路の例につきましては、Windows版の紹介ページをご参照ください。

  標準のGUI(「全機能版」または「簡易版」)をご利用の場合
  (「駅すぱあとイントラネットVer.2」を単体でご利用いただいている場合)

    ◆システム全体で設定する場合
     ①「管理者用サイト」にログインします。(参考:「管理者パスワード」について
     ②〔環境設定〕をクリックします。
     ③左のメニューから〔探索条件〕を選択します。
     ④〔運賃〕のタブをクリックします。
     ⑤ICカード運賃の「計算する」のラジオボタンを選択します。
     ⑥〔確定〕ボタンを押します。

     
     ※この方法で、全ユーザーの「初期値」を設定することができます。
      ただし、各クライアント端末で設定を変更されたことがある場合には、
      各クライアント端末にその情報が残っているため、強制的に設定を
      変更することはできません。お手数ですが、上記の管理者用サイトでの
      設定を行った後、各クライアント端末で下記の設定(もしくは「初期値」のクリック)
      を行ってください。

     
    ◆クライアント単位で設定する場合
     ①〔探索条件の設定〕アイコンをクリックします。
     ②〔運賃〕のタブをクリックします。
     ③ICカード運賃の「計算する」のラジオボタンを選択します。
     ④〔確定〕ボタンを押します。

     
     ※管理者画面で探索条件の設定変更が許可されている必要があります。

     

    ◆結果画面イメージ(全機能版)
     


  CGIインターフェースをご利用の場合
  (他システムと連携して「駅すぱあとイントラネットVer.2」をご利用いただいている場合)

    ◆ICカード乗車券に対応しているCGIインターフェースは以下の通りとなります
       cgi_details2
       jcgi_details2
       cgi_diadetails2
       jcgi_diadetails2
       cgi_result2
       cgi_result2_h
       cgi_diaresult2
       cgi_diaresult2_h
       cgi_diaassign
       cgi_diaassign_h

     ※非推奨のCGIインターフェースはICカード乗車券に対応していません。


    ◆会話型の例

     <入力パラメータ>
       val_from=亀有
       val_to=池袋
       val_icticket=1

     <出力パラメータ>
       val_route=亀有-JR常磐線-北千住-東京メトロ千代田線-西日暮里-JR山手線内回り-池袋
       val_fsect_fare_1=360(選択された運賃)
       val_fsect_ticketsysno_1=2(選択された乗車券のシステムNO)
       val_fsect_ticketsysyname_1=ICカード乗車券(選択された乗車券のシステムタイプ名称)


    ◆詳細型の例

     <入力パラメータ>
       val_from=亀有
       val_to=池袋
       val_icticket=1

     <出力パラメータ>
       val_route=亀有-JR常磐線-北千住-東京メトロ千代田線-西日暮里-JR山手線内回り-池袋
       val_r1_fsect_fare_1=360
       val_r1_fsect_ticketsysno_1=2
       val_r1_fsect_ticketsysname_1=ICカード乗車券
       val_r1_fsect_ticketsys_1_cnt=2
       val_r1_fsect_ticketsys_1_name_1=普通乗車券(通過連絡)
       val_r1_fsect_ticketsys_1_fare_1=370
       val_r1_fsect_ticketsys_1_name_2=ICカード乗車券
       val_r1_fsect_ticketsys_1_fare2=360


    ◆結果画面イメージ(cgi_result2 の場合)
     
      

    ◆2014年2月第1版での修正について

     消費税対応に伴う改修を行ったところ、仕様上好ましくない戻り値が
     返るケースが確認されたため、修正を行いました。

     <修正対象インターフェース>
       cgi_details2
       jcgi_details2
       cgi_diadetails2
       jcgi_diadetails2
       cgi_result2
       cgi_result2_h
       cgi_diaresult2
       cgi_diaresult2_h
       cgi_diaassign
       cgi_diaassign_h

     <条件>
       入力パラメータ val_tassign_reflectに 1を与えている場合。

     <出力内容の変更点>
       定期券利用区間では、次の出力パラメータは 0が返ります。
       val_r[routeNo]_fsect_ticketsys_[fsectNo]_cnt

       また、これに伴い次の項目が出力されなくなります。
       乗車券区間の選択されたシステムタイプの名称
       val_r[routeNo]_fsect_ticketsysname_[fsectNo]

       乗車券区間の選択されたシステムタイプの番号
       val_r[routeNo]_fsect_ticketsysno_[fsectNo]

       乗車券区間のシステムタイプの名称
       val_r[routeNo]_fsect_ticketsys_[fsectNo]_name_[ticketsysNo]

       乗車券区間のシステムタイプの運賃
       val_r[routeNo]_fsect_ticketsys_[fsectNo]_fare_[ticketsysNo]


2014年3月第1版 消費税未対応運賃情報の取得

    事業者が消費税率引き上げに伴う運賃改定を予定しているにもかかわらず、
    「駅すぱあと」シリーズで対応できていない場合に警告を表示いたします。

    ※当初、2014年4月第1版での対応とご案内してまいりましたが、
      鉄道事業者に限り、2014年3月第1版で本機能を実装いたしました。
      動作の検証等に、ぜひご利用ください。

    ◆標準のGUI (全機能版 または 簡易版)
     探索結果画面で次のように表示されます。
      (料金の横にアラートマーク→クリックでメッセージ表示)

     
     ※本バージョンには、消費税率引き上げに伴う運賃改定に対応した運賃は搭載しておりません。

   <航空運賃について>
     航空運賃は、期間に準じた運賃となるため、消費税未対応運賃情報の
     警告は表示されません。
     ※スカイマーク、新日本航空、バニラエア、フジドリームエアラインズ
       をご利用の際にはご注意ください。


    ◆CGIインターフェース
      ICカード乗車券に対応しているCGIインターフェース
      cgi_details2・jcgi_details2
      cgi_diadetails2・jcgi_diadetails2
      cgi_result2・cgi_result2_h
      cgi_diaresult2・cgi_diaresult2_h
      cgi_diaassign・cgi_diaassign_h
      ※非推奨のCGIインターフェースにて消費税関連のパラメータは対応していません。

      追加される出力パラメータ
      ※以下のパラメータは消費税率引き上げに対応していない金額の区間でのみ出力します。

      ・乗車券区間の消費税率引き上げに伴う改定
       val_r[routeNo]_fsect_not_correspond_consumption_tax_[fsectNo]
       val_fsect_not_correspond_consumption_tax_[fsectNo]
       1:対応していない

      ・料金区間の消費税率引き上げに伴う改定
       val_r[routeNo]_csect_not_correspond_consumption_tax_[csectNo]
       val_csect_not_correspond_consumption_tax_[csectNo]
       1:対応していない

      ・定期券区間の消費税率引き上げに伴う改定
       val_r[routeNo]_tsect_not_correspond_consumption_tax_[tsectNo]
       val_tsect_not_correspond_consumption_tax_[tsectNo]
       1:対応していない


    ◆会話型の場合

      <入力パラメータ>
      val_from=新宿
      val_to=品川
      val_year=2014
      val_month=4
      val_day=1
      val_icticket=1

      <出力パラメータ>
      val_fsect_not_correspond_consumption_tax_1=1
      val_tsect_not_correspond_consumption_tax_1=1


    ◆詳細型の場合

      <入力パラメータ>
      val_from=新宿
      val_to=品川
      val_year=2014
      val_month=4
      val_day=1
      val_icticket=1

      <出力パラメータ>
      val_r1_fsect_not_correspond_consumption_tax_1=1
      val_r1_tsect_not_correspond_consumption_tax_1=1
    

2014年3月第1版:探索条件の「きっぷ・IC(安い方を優先)」の追加

    二重運賃の場合、10円単位であるきっぷ(磁気)と1円単位である
    IC乗車券で運賃に差異が生じる場合がございます。また、ケースに
    よっては、IC乗車券が安くならないことがあるため、安い乗車券を
    優先する設定を追加いたしました。

    ※当初、2014年4月第1版での対応とご案内してまいりましたが、
     2014年3月第1版で本機能を実装いたしました。
     動作の検証等に、ぜひご利用ください。


    ◆標準のGUI (全機能版 または 簡易版)

     <システム全体に設定する場合>
      ①[管理者用サイト]にログインします。
      ②[環境設定]をクリックします。
      ③左のメニューから[探索条件]を選択します。
      ④[運賃]のタブをクリックします。
      ⑤[優先表示運賃]のラジオボタンを選択します。(初期値は「ICカード運賃」)
      ⑥[確定]ボタンをクリックします。

      

     <クライアント単位で設定する場合>
      ①[探索条件の設定]アイコンをクリックします。
      ②[運賃]のタブをクリックします。
      ③[優先表示運賃]のラジオボタンを選択します。
      ④[確定]ボタンをクリックします。

      
       ※この方法で、全ユーザーの「初期値」を設定することができます。
        ただし、各クライアント端末で設定を変更されたことがある場合には、
        各クライアント端末にその情報が残っているため、強制的に設定を
        変更することはできません。お手数ですが、上記の管理者用サイトでの
        設定を行った後、各クライアント端末で下記の設定(もしくは「初期値」
        のクリック)を行ってください。


    ◆CGIインターフェース
      ICカード乗車券に対応しているCGIインターフェース
      cgi_details2・jcgi_details2
      cgi_diadetails2・jcgi_diadetails2
      cgi_result2・cgi_result2_h
      cgi_diaresult2・cgi_diaresult2_h
      cgi_diaassign・cgi_diaassign_h
      ※非推奨のCGIインターフェースにてICカード乗車券は対応していません。


    ◆追加される入力パラメータ
      val_preferred_ticket_order
      乗車券の優先順序
      0:未設定
      1:普通乗車券を優先する
      2:ICカード乗車券を優先する
      3:安い乗車券を優先する。同額ならICカード乗車券
      省略時は0


    ◆会話型の場合
      <入力パラメータ>
      val_from=亀有
      val_to=池袋
      val_icticket=1
      val_preferred_ticket_order=1

      <出力パラメータ>
      val_route=亀有-JR常磐線-北千住-東京メトロ千代田線-西日暮里-JR山手線内回り-池袋
      val_fsect_fare_1=390(選択された運賃)
      val_fsect_ticketsysno_1=1(選択された乗車券のシステムNO)
      val_fsect_ticketsysyname_1=普通乗車券(通過連絡)(選択された乗車券のシステムタイプ名称)
      val_fsect_discountname_1=通過連絡運輸


    ◆詳細型の場合
      <入力パラメータ>
      val_from=亀有
      val_to=池袋
      val_icticket=1
      val_preferred_ticket_order=1

      <出力パラメータ>
      val_route=亀有-JR常磐線-北千住-東京メトロ千代田線-西日暮里-JR山手線内回り-池袋
      val_r1_fsect_from_1=1
      val_r1_fsect_to_1=3
      val_r1_fsect_fare_1=390
      val_r1_fsect_airfare_1_cnt=0
      val_r1_fsect_discountname_1=通過連絡運輸
      val_r1_fsect_fclass_1_cnt=0
      val_r1_fsect_ticketsysname_1=普通乗車券(通過連絡)
      val_r1_fsect_ticketsysno_1=1
      val_r1_fsect_ticketsys_1_cnt=2
      val_r1_fsect_ticketsys_1_name_1=普通乗車券(通過連絡)
      val_r1_fsect_ticketsys_1_fare_1=390
      val_r1_fsect_ticketsys_1_name_2=ICカード乗車券
      val_r1_fsect_ticketsys_1_fare_2=373

    

3月版:ICカード運賃を計算する場合に往復運賃を求めたときの不具合修正

    経路探索インターフェースにおいて、ICカード運賃を計算する場合、
    往復運賃を求めたときの乗車券システムタイプに返る運賃が片道運賃であった現象を修正しました。

    ◆CGIインターフェース
     ICカード乗車券に対応しているCGIインターフェース
     cgi_details2
     jcgi_details2
     cgi_diadetails2
     jcgi_diadetails2
     cgi_result2
     cgi_result2_h
     cgi_diaresult2
     cgi_diaresult2_h
     cgi_diaassign
     cgi_diaassign_h

     条件
      入力パラメータ val_icticketに 1を、val_onewayに 0を与えている場合。

     出力内容の変更点
      乗車券区間のシステムタイプの運賃に往復運賃が返ります。
      val_r[routeNo]_fsect_ticketsys_[fsectNo]_fare_[ticketsysNo]
      val_fsect_ticketsys_[fsectNo]_fare_[ticketsysNo]