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東京地下鉄は6月16日、東西線の混雑緩和策として、オールワイドドアの 15000系を2010年春から投入し順次営業運転を開始すると発表した。 2009年度末から2011年度にかけ10両編成13本を搬入する予定。 15000系は、05系13次車をベースにした車両で、副都心線向け10000系 からの流れを引き継ぎ、最新の技術を用いて快適性や環境面等で高い完成度 を達成しているという。 05系従来車との比較では、ドア幅を500mm拡大。冷房能力は10kwアップ した58kwに増強。車内は、座席形状の見直しでクッション性・座り心地を高めた ほか、使いやすさの向上やバリアフリー対策として、一部荷棚・つり革の切り下げ や、多くの情報を表示できる液晶画面表示器、スタンションポール(握り棒)、 ドア開閉を知らせるLEDランプ等を設置した。 また、リサイクル性を考慮してアルミニウム合金製車体を採用。オールダブルスキン 構体に四隅強化等を施し車体強度を上げ、難燃性素材を使い火災対策も強化したほか、 製造工法の見直しによるコストダウン、車両制御情報管理装置や新ボルスタ台車の 採用で省メンテナンス化も図られている。
http://www.tokyometro.jp/news/2009/2009-29.html |
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