駅すぱ・どっち方面?
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「通し矢(京都)」と「出初式(石川)」、眺めてみたい風景はどっち?
結果は「通し矢(京都)」が勝利!さっそく「通し矢」を推した皆さんのコメントをご覧いただきましょう。
京都・三十三間堂で毎年開催されている通し矢。今年も振袖に袴姿の新成人ら約1600人が参加し、次々と矢を放ちました。ニュースでも多く取り上げられていましたね。
晴れ着姿で弓を引く姿は、とても凛々しくて清々しいですよね。このような成人の儀式、どんどん増えればよいなと感じました。
日本でも指折りのお堂の長さを誇る三十三間堂に、弓道は良く似合います。やはり弓道をやっていた方にとって、ここでの通し矢は憧れの的なんですね。
京都はいつでも、伝統的な芸能や風景に出会える場所。これからの季節は、2月3日の節分の催しで賑わいます。
八坂神社の節分祭は、花街の芸妓衆や舞妓衆による舞踊と豆撒き。壬生寺では重要無形民俗文化財である無言劇「壬生狂言」が上演されます。石清水八幡宮では、鬼に向かって福豆を撒き、邪気を払う「鬼やらい神事」。廬山寺では、ユーモラスな鬼が踊る「追儺式鬼法楽」。他にも個性豊かな節分行事がさまざまな寺社仏閣で開かれます。ぜひ機会があれば、京都の節分を満喫してみてほしいと思います。
続いては「出初式(石川)」に一票を投じた方からのコメントです。
今月5日、金沢城公園で行われた金沢市消防出初式。加賀鳶火消の心意気が込められた次妙技が次々と披露され、約7000人もの観客を沸かせました。なお、今年は雪に見舞われませんでした。
片手、片足でハシゴを掴み「大」の字を作ったり、しゃちほこのように体を反らしたりと、おっしゃるとおり、まさにサーカス!おいそれと真似ができないプロの技ですね。
まさしく勇気を感じ取りたいですね。ちなみに金沢では、子どもたちを対象にした加賀鳶の歴史を学ぶ機会や、小さいはしご登りを練習する教室なども開かれています。伝統を未来に遺す心意気を感じますね。
冬の加賀料理、良いですねぇ。さらに加賀鳶の勇壮な姿は、出初式以外でも眺めることができます。金沢の街をあげて行われる「金沢百万石まつり」のメインイベント「百万石行列」では、前田利家とお松の方をはじめ、鎧武者「赤母衣衆(あかほろしゅう)」や獅子舞行列が街を練り歩きます。その中に、加賀鳶の行列も。もちろんはしご登りも披露されます。2020年の「百万石行列」は6月6日(土)の開催で、毎年演じ手が変わる前田利家役は陣内孝則さん、お松の方役は壇蜜さんです。
金沢の歴史と伝統が凝縮した行列を、ぜひ眺めにいってみてはいかがですか。