トップ背景 駅すぱあと 乗りもの フォトコンテスト -乗りもののある風景-
ルーク・オザワ氏 写真
ルーク・オザワ氏

航空写真家。1959年2月東京生まれ。旅客機撮影の第一人者。情景的ヒコーキ写真ではカリスマ的存在。航空専門誌、全日空の広報・宣伝・カレンダー等や、関西空港のカレンダーを手掛ける傍ら航空写真セミナー、トークショー、テレビ、ラジオ出演と幅広く活動。

山崎 友也氏 写真
山崎 友也氏

鉄道写真家。1970年広島生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。鉄道写真専門のフォトライブラリー、(有)レイルマンフォトオフィス代表。鉄道会社各社のポスターやパンフレット、カレンダー等や、絵本・雑誌、写真講座・講演、TV・CM出演と幅広く活動。

作者が撮りたい衝動にかられたからカメラのレンズを向けたと思います。その時何に衝撃を受けたのかそれはたとえば色ですか?それとも光ですか?その訴えたい主題となる被写体を明確にすることが肝要です。

まずは写真の基礎である、構図がきちんと作られているかということです。無意識な日の丸構図や、画面の隅に不要物などが写っていないか気をつけましょう。ピントが甘かったり手ブレを起こしている作品は、内容が良くても選ばれません。あとは作者本人の写真に対する熱い想いでしょう。

僕の場合はやはり光ですね。一期一会のような劇的な瞬間に現れる光をどう捉えているかどう処理したかそのあたりですね。なのでシャッターを切った瞬間に感動したというような場面を切り取った作品が目に留まるでしょう。

被写体の色や明るさ、表現方法など、視覚的にもアピールしてくる作品には、やはり目がとまってしまいます。ただその分じっくりと厳しい目で見てしまうので、生半可な仕上がりだとすぐにバレてしまいます。まずは見かけよりも、基本に忠実なしっかりとした作品づくりを優先し、その上で応用、活用していくよう心がけましょう。

話は被りますがとりあえずシャッターを切った作品、撮った後にまあいいかと思った作品は選者の目には留まりません。こだわりを持ってこれでもかと時間をかけて出会えた作品をお待ちしています。

応募された作品と、そのときの選者の好みが合致したものがコンテストの結果です。そのため皆さんの作品の価値を本当に決めるものではない とボクは思っています。ですので、まずは運試し!というような感覚で、落ちることを恐れずどしどし応募してもらいたいと思います!