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木村裕子の鉄道いろはがるた!

第43回 「ゑ」の巻

木村裕子
裕子 : 今回は「ゑ」の札でーす…ってどうしよう!!!
編 : これまでも「ゐ」や「を」を乗り越えてきましたから、きっと大丈夫ですよ。ちなみに昔は「絵(ゑ)」や「縁(ゑん)」などにこの仮名が使われてますね。
裕子 : おっと、さっそく解決!この2つのどちらかで始まるフレーズにしましょうよー。
編 : 了解です!鉄道にまつわる絵などがあればいいんですが…。
裕子 : ありますッ!この日のために撮っといてよかったと思える写真たちが!まずは新潟県の犀潟駅にあったのがコレです。

編 : これは…観光地などでよく見かけるアレですね。穴の部分に顔をはめて写真を撮るための看板。
裕子 : そうです。上越市大潟区にはカッパ伝説がありまして、それにあやかったカッパちゃんです。近くの小学校の子ども達が作ったんですね。
編 : ほほえましいですね。絵ごころ、溢れてます。
裕子 : ただ、ひとつ難点を挙げるとすれば、この顔の穴が小さいんですよ。

編 : 大人がはめるのは至難の技(笑)。
裕子 : 続きましてはこちら、新幹線「はやぶさ」デビューを告知した凧です!

編 : もしかしたら駅員さんが、お休みの日に作ったのかもしれませんね。
裕子 : 下書きしてあったりして、かなりの力作ですよ!

編 : 若干イルカにみえなくもないですね。
裕子 : 次はヘッドマーク。愛知を走る城北線です。

編 : おっ、レゴブロックみたいですね。
裕子 : ファミコンっぽくもありますよね。私、コレ大好きなんですよ。味がありますよね。そして次は、ファンのコから貰った"私のにがおえ"です!!

編 : 体がバラけてますけど、一生懸命描いてくれたんでしょうね。
裕子 : 帽子のツバまでバラけてます(笑)。最近、小さな子ども達から似顔絵をもらうことが多くて、ホント嬉しいですよ。他にもいろいろとあるんですけど、今回の絵札はどれにしましょうかね?
編 : ところで木村さんご自身は、絵は上手なんですか?
裕子 : …まあまあ、だと思うんですが。
編 : ということで、ここに紙とペンを用意しました!とりあえず、そうですね…新幹線「0系」を、何も見ないで描いてもらっていいですか?
裕子 : うお~用意周到!0系ですか…じゃあ、一緒に描きましょうよ!
編 : わかりました!えーと、たしかこんな感じだったような気が…。

裕子 : うわ!上手い…。そっかぁ、そうだよなぁ…。
編 : では木村さん、絵を披露してください。

編 : ちょっと木村さん(笑)!!ちくわじゃないですか!!
裕子 : 我ながらヒドイ(笑)。よく鉄道写真であるじゃないですか、車両がカーブに差し掛かっていて、顔は正面を向いているんだけど、車両は蛇行して横に延びているという…。
編 : なるほど、その状況を描きたかったんですね。では、その絵を持っていただいて、写真をパチリと…。

裕子 : まさか、こうなるとは思いませんでした(笑)。
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『木村裕子の電車女☆冬の旅~富山地方鉄道de露天風呂の巻