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木村裕子の鉄道いろはがるた!

第40回 「め」の巻

木村裕子
裕子 : 今月は「め」の札!「め」といえば「目」かなぁ。

車内販売員時代、木村さんが目覚まし時計代わりにしていたものとは?なお今回は、幼少期の頃の木村さんの写真が絵札になっています。生まれて初めて“あのポーズ”をしたときの写真です!

編 : 木村さんは「目覚め」はどうですか?苦手だったりします?
裕子 : それがビックリするくらい目覚めイイんですよ。朝はスパッと起きられますから。
編 : それはうらやましいですねぇ。遅刻せずに済みますし。
裕子 : 2年に1回くらいですかね、遅刻は(笑)。
編 : でもするんですね(笑)。木村さんはお仕事的に遅刻すると大変そうですね。
裕子 : まさに!鉄道に乗るロケですと、電車は待ってくれませんからね。
乗り遅れたら予定が全部ひっくり返っちゃう!ホント…もう2度としません(汗)。
編 : もしかして目覚まし時計いらずなタイプですか?
裕子 : わりと目覚ましが鳴る前に起きることもありますね。あ、私が車内販売員をやっていたときに控室で
仮眠していると、電車のアナウンスが起こしてくれていたんですよ。
編 : それはまた、どういうわけで?
裕子 : 私が乗車していた「ワイドビューしなの」は、長野県木曽郡にある名勝地「寝覚めの床」を
通過する際に、ココは浦島太郎伝説の残る「寝覚めの床」ですよ、って観光アナウンスが入るんですよ。
ちょうどその地点を通るときを仮眠終了時間にしていたんです。

編 : 寝覚めの床で、文字通り起きていたというわけですね!
裕子 : そう!わりと粋でしょ♪ただ、時々金縛りにかかってて、アナウンスが聴こえるのに
起きられないこともあったりして(笑)。
編 : 白髪になってしまった浦島太郎の呪いかもしれませんね(笑)。
裕子 : じゃあ今回のかるたは「寝覚めの床」で…あ、「ね」だからダメだ!!
編 : まったくもって惜しいですね(汗)。他をあたりましょう。
裕子 : じゃあ…やっぱり実家のある名古屋の“名鉄”ですかね~。
編 : 記念すべきかるたの第一回目も名鉄ネタでしたよね。
裕子 : そうそう。その時、 名鉄パノラマカー(7000系)の一番前に乗ると運転手気分になれて嬉しいって
話をしたと思うんですけど、子どもの頃はそこでお弁当食べるのがサイコーの楽しみでしたよ。
編 : それは気分いいですよね~。
裕子 : そこで食べると、嫌いなピーマンも食べられたから不思議(笑)。
編 : 親御さんからしてみれば、電車賃だけで子供がレジャー気分になってくれるし、好き嫌いはなくなるし、
いいことづくめじゃないですか!
裕子 : お子さんの好き嫌いにお悩みの方は、ぜひお子さんの好きな場所で食べさせてみてください。
もしかすると克服できるかもしれませんよ~。
編 : ちなみに、木村さんが子供の頃に電車に乗っている写真とか、残ってないんですか?
裕子 : 電車じゃなくて船なんですけど、この前、実家に帰ったらおもしろい写真が出てきたんですよ。
ちょっと待ってくださいね、ケータイで写しておいたので…ほら、コレです。
編 : これは…木村さんのルーツといえるような写真ですね!
裕子 : 今回は、コレを使ってかるたにしてみましょうよ!

裕子 : 6、7歳くらいのときの私です。今となってはおなじみの敬礼ポーズを、
おそらく人生で初めてやったときの写真(笑)。
編 : かるたの言葉どおり、なんというか、ビシィィィイ!!ってかんじでキレまくってますね。
裕子 : 体型にはキレがないんですけどね(笑)。
編 : ふくよかな子供(笑)。
裕子 : なーんかちょっと最近タルんでるかもなーと思ったらこの写真をみて、心をビシッって引き締めますよこれからは!
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『木村裕子の電車女☆冬の旅~富山地方鉄道de露天風呂の巻