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木村裕子の鉄道いろはがるた!

第3回 「は」の巻

木村裕子
裕子 : さてさて、今月は「は」の札を決めますよー。
編集部(以下、編) : あえて鉄道アイドルの木村さんにぶつけてみます。
「は」といえば「羽田空港」!
裕子 : 飛行機は・・・商売仇ですね(笑)
編  : やはり(笑)
裕子 : でも、もちろん利用しますよ。
仕事の場合、東京からですと、岡山より先は飛行機かなぁ。
羽田空港に行くまでの、東京モノレールは大好きです!
編  : いわば飛行機の「前座」ですね(笑)
裕子 : 寝台特急で東京から熊本まで行ったとき、片道17時間くらいかかったんですけど、
飛行機だと1時間50分くらいですから。
寝台特急がなくなっちゃうのは名残り惜しいんですけどね・・・
編  : そういえば木村さんは先日「富士・はやぶさ」に乗ったんですよね。いいなぁ。
裕子 : もう最高に楽しい車中1泊2日でしたッ!でも次の日は東京で仕事だったんで、
「富士・はやぶさ」に乗り込んだ24時間後には、
再び東京駅の10番線にいたんですよ(笑)
編  : スゴロクでいうと「ふりだしに戻る」ような感覚ですね。
裕子 : まさにそうです(笑)「富士・はやぶさ」には、
今はただ「長い間お疲れ様!」といいたいですね。
編  : これまでも何度か寝台特急に乗ったことはあるんですよね?
裕子 : ありますよー。「はやぶさ」の場合、車窓から眺める風景は現代的、でも車内は超レトロ。
そんなところが好きですね。飲料水のコップが紙なところとかも。
編  : ああ!そうだそうだ懐かしい!
紙ナプキンみたいな平らな紙の折り目に水を貯めて飲むんですよね。
裕子 : 「折り紙」発祥の国、ニッポンのテクノロジーです(笑)
編  : たしかに(笑)ところで、北国へ向かう寝台特急には乗ったことないんですか?
「カシオペア」とか・・・
裕子 : そう!!!乗ってみたいのに、経験ないんですよーー!!!
編  : つまり「北の仕事」が欲しい、と(笑)
裕子 : 欲しい欲しい(笑)今度、在来線だけ利用して、東京から青森、
そして日本海側を回って新潟から東京へ戻る旅を計画しているんですけどね。
編  : 鉄道の旅を楽しむ"乗り鉄"っぷりは健在ですねー。
裕子 : そんな"乗り鉄"を、今回は「かるた」にしてみたんですよ。

編  : さすが!所属事務所がオフィス北野さんだけあって、
ふっきれた感じの良い表情!で、これは一体・・・
裕子 : 自分の通帳を見て、愕然としているところです(笑)上京したての頃、
バイト三昧だったんですよ。
でも、稼げたとして月に12、3万円くらい。それでコツコツと貯めていって・・・
編  : いざ"乗り鉄"に出かけるわけですね。
裕子 : そう。あるときふと鹿児島に行ってみたくなりまして、
朝起きてそのまま出かけて大阪まで新幹線。そこから「はやぶさ」で熊本まで行って、
特急と新幹線を乗り継いで鹿児島。
3、4日遊んで帰ってきたんですけど、つい10万円くらい使ってしまって・・・
編  : なんだかんだで、けっこうかかりますよね。
裕子 : 女性でも安心して泊まれるカプセルホテルに泊まったりして過ごしました。
編  : 駅舎でゴロ寝するわけにもいかないですもんね。
それで帰ってきて通帳を見て、あの表情、ということですか(笑)
裕子 : 次の給料まで、もやしとわかめで暮らしました。本当にお金がないときには、
「つくし」採って食べましたよ(笑)
編  : すごいガッツ!!今回のかるた、このようになります!!

編  : ということで、もし読者の皆さんの中で鉄道関係者、
旅行関係者の方がいらっしゃいましたら、
木村さんに「北の仕事」をよろしくお願いします(笑)
裕子 : 寒いのへっちゃらですよ!なまはげに対しても、いいリアクションしますよ!(笑)
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