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駅弁ひとり旅・こぼれ話

第44話

Q : 前回の『駅弁ひとり旅』第43話は小樽の駅弁だったよね。大介さん推薦の「おたる海の輝き」、あれ旨かったなあ。雲丹やイクラがキラキラ輝いていたもの。僕はもう、一口食べただけで大ファンになっちゃった。で、大介さん、今回の駅弁はな~に?

ブッブー! 残念でした。44話では、事情があって駅弁登場しないんだな。

Q:ええ? 「駅弁ひとり旅」なのに、そんなのアリ?
大介:それが、尾張、名古屋の、びっくり味噌カツ、えびふりぁ~と来たもんだ。あれ?

Q : ええ? 大介さん、北海道の小樽からいきなり名古屋ですって?
大介:あ、ごめんごめん、名古屋は言葉のアヤ! 実はね、今回はカミさんの優子が、札幌駅から豪華寝台特急「カシオペア号」に乗って東京に帰るんだよ。もちろん札幌駅の駅弁を買ってやろうかとも思ったんだけど、せっかくの「カシオペア号」。食堂車でリッチにフランス料理か懐石御膳もいいなと思ったわけさ。
Q : そうか、それで駅弁はお休みなんだ。なっとく! ところで、「カシオペア号」の寝台車はオールA寝台だけど、グレードは「ツイン?」「デラックス?」それとも、「スイート?」
大介:うぉっほん! スイートじゃよ!
Q : え? 超リッチじゃん! よく取れたね。プレミアム・チケットでしょ?
大介:うん。確かに、「カシオペア・スイート」を取るのは至難の技さ。でもね、「トワイライトエクスプレス」のスイートよりは、確率高いかも。だって、「トワイライト」のスイートは2部屋のみ、その点「カシオペア」は7部屋あるからね。
Q : でも、1号車1番の展望スイートは無理でしょう。
大介:上野発だと難しいけど、札幌発だと今回のように"ラッキー!"ってこともあるんだよ。キャンセルがほとんど出ないのが「カシオペア・スイート」だけど、当日になってドタキャンもありえる。何事も、あきらめないことが肝心だね。
Q : ハハー!(振れ伏す) さすが、鉄道旅行のえきすぱーと・中原大介様!