おかげさまで発売20周年『駅すぱあと』
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トリビア of 「駅すぱあと」
 
「駅すぱあと」がソフトウェアになる前、キオスク端末として使われたことがある。
経路探索ソフト「駅すぱあと」が登場する2年前、
1986年1月1日に「駅すぱあと」の元となった
「首都圏電車網最短経路案内システム」が、東京・渋谷駅にキオスク端末として登場。

受験シーズンだったこともあり、端末に触れる人の多くは、
受験する学校までの経路を調べる受験生やその保護者でした。
 
「駅すぱあと」の名前の由来は「エキスパートシステム」。

「エキスパートシステム」とは、当時脚光を浴びていたAI(人工知能)技術を駆使したシステムのこと。

さまざまな分野に活用されていましたが、“駅”の分野での“エキスパートシステム”になろう! と志し、1988年に生まれたのが「駅すぱあと」です。

 
現在リリースされている経路探索ソフトのうち、探索結果が縦書きなのは「駅すぱあと」だけ。

ユーザーインターフェイスに徹底的にこだわった結果、発売当初から探索結果は縦書き表示(※)となり、現在でもそのスタイルは受け継がれています。

これは「駅すぱあと」開発者の一人、宮本雅臣が地下鉄に乗っていた際、ドア上部の駅名案内板を見てひらめき、ユーザーに馴染みのある表示を心がけて生まれたもの。

「コンピュータはアメリカの文化だから横書き」という当時の常識を覆すインターフェイスとなりました。
※「駅すぱあと」モバイルなど一部を除く。

 
 「駅すぱあと」の機能で、当初脚光を浴びたのは、 “路線検索”よりも“分割定期”だった。
1993年発売の「駅すぱあと全国版 for MS-DOS」に搭載されていた分割定期機能。

A駅からB駅まで“通し”で1枚の定期を購入するより、A駅とB駅の間にあるC駅までの定期を2枚(A駅〜C駅、C駅〜B駅)購入したほうが安くなることがあります。鉄道各社の運賃体系によって生じる“マジック”を読み解き、より安く定期券を購入できる「買い方」を提示するのが、分割定期機能です。

バブル崩壊により経費削減が進む世の中にあって、この機能は一躍脚光を浴びました。
もちろん最新版の「駅すぱあと」にも分割定期機能は受け継がれています。
 
二酸化炭素総排出量を算出する「駅すぱあと」がある。

2005年10月より「駅すぱあと」にて、探索された経路における二酸化炭素総排出量の表示と、同じ距離を乗用車を利用した場合に排出する二酸化炭素総排出量が表示されるようになりました。

これまでの「所要時間順」「定期代順」に加え、「二酸化炭素総排出量順」で表示することも可能。
環境に配慮した経路を選択することができます。

「駅すぱあと」を手がけるヴァル研究所は、温室効果ガス排出量6%の削減を実現するためのプロジェクト「チーム・マイナス6%」に参加。同サイトで実際に、「CO2駅すぱあと」をご利用いただけます。

◇チーム・マイナス6% CO2駅すぱあと
http://www.team-6.jp/cgi-bin/exp/exp.cgi

 
「駅すぱあと」の技術を使った高速道路検索サービスがある。

「E-NEXCO ドライブプラザ」のルート検索サービスにおいて 「駅すぱあと」の仕組みが使われています。

「駅すぱあと」はその信頼性から様々なWebサービスで利用されています。大手検索サイトの「Yahoo! JAPAN」や「Google」「MSN」での経路探索サービスをはじめ、大手不動産物件検索サイトでも「駅すぱあと」の路線図や駅名データが利用されています。

◇E-NEXCO ドライブプラザ「ドラぷら」
http://www.driveplaza.com/

 
乗り換え時間は社員が実際に歩いて調査しているところもある。

乗り換え時間は基本的に事業者からの情報を元に算出していますが、「実際、人はどう移動するか」を考え、より実情に合わせるために、ストップウォッチを持参した社員による徒歩調査を行なっているところもあります。

たとえば鉄道の駅からバス停まで徒歩移動し、その際に横断歩道を渡るとします。信号が青でも渡らずに、手前でストップウォッチを一旦止めます。

信号が変わるまで待ち、赤になったらストップウォッチをスタート。そして青になったらそのまま渡る・・・

つまり、「最大時間信号待ちをした場合」の時間を計測しています。
 
 
 
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